Blog
ブログ2018.11.26
C Model 《チャールズモデル》 デビュー
【オーダースーツ TailorFukuoka Blog】
こんにちは
テーラーフクオカ銀座店の豊島です。
この12月から我々の
型紙のラインナップに新たに
イングリッシュカットが特徴的な
チャールズというモデルが加わります。
Prestige Line
“Charles-チャールズ-”
Order Suit +20,000+tax
これまで本格的なブリティッシュスタイルの
ご用意はしておりませんでしたので
Tailor Fukuokaとしては
久々なブリティッシュスタイルのご提案です。
モデル一覧ページも更新しましたので
そちらもご覧ください。
最大の特徴はこの構築的な肩です。
所謂、ロープドショルダーと呼ばれる
肩先に高さがあり
男らしい肩の表情が出るショルダーラインです。
わかりやすい例を出すとすれば
映画キングスマンシリーズにみられる
名優コリン・ファースの肩先の表情です。
二作目のゴールデンサークルでは主演を務めた
タロン・エガートンはロープドショルダーというよりは
ややナチュラルなショルダーラインで
コリン・ファースの肩先のほうが
より構築的なロープドショルダーに
なっておりました。
制作サイドもおそらく若いタロン・エガートンではなく
年長のコリン・ファースにこそ
このショルダーラインのスーツを合わせるべきだと
考えたのだと思います。
私自身の身体に合わせ
チャールズのサンプルを作成しました。
感想としては陳腐なフレーズにはなってしまいますが
最近のスーツにはない重厚感(昔ながらの総毛芯ですので)と
イタリアンクラシコとは全くもって
種類の違うフィット感でした。
アームホールは縦方向に長いスーツらしいカタチながら
全長としては小さめでややタイトな印象です。
スリーブはやや細めなのですが
最近のスキニーフィットスーツのような
部類の細さではありません。
ボタン位置は標準的な高さであるものの
やや絞り位置が高い印象ですので
胸からのウエストの絞りまで距離も短いため
シェイプはやや強調されてみえます。
個人的に好印象なのは高い絞り位置から
スソに向かい緩やかに広がっていく
ドレープが色っぽいことです。
ロープドショルダーも気に入ってはいますが
一番グッときているのは実はココです。
いよいよ12月から
このチャールズモデルが
オーダーいただけますので
イングリッシュカッティングを
ご体感ください。
銀座店 豊島
-----------
Tailor Fukuoka
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長