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ブログ2019.12.10
己が背広に何を問う
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ銀座店の木村です。
先日、職場の近くのお店に行きました。
お酒はすべて美味しく、
ガルフストリームが特に美しく、
愉しむことができました。
そのお店はフードも充実しており
特にカルボナーラの味はかなりのもので
また、機会があれば行ってみようと思います。
さて、本日は前回に引き続き
レディーススタッフのスタイリングをご紹介。
まずはこちら。
須貝のスタイリング。
グリーンソラーロの生地で仕立てた
スカートスーツ。
前回ご紹介したスーツもそうですが
味の強い生地が好みのようで
須貝の作るスーツは毎回
ユニークで面白いですね。
釦とインナーは同色で、写っていませんが
靴も同様で色数を絞った合わせは
その分スーツのソラーロを
際立たせてくれています。
続いてこちら。
宮田のスタイリング。
今回はジャケパンスタイルで
モールスキンのパンツに
バルベラのベージュジャケット。
個人的にこのパンツが良いアイテムで、
鉄板ですが冬の装いにはこういう鉄板
が必ず欲しくなるところ。
そこを抑えているのは流石です。
このワイド具合もいい塩梅ではないでしょうか。
このあたりの遊びは宮田らしさ。
さらにこちら。
引き続き宮田。
目を引くコニャックのスーツを
軽く着こなすのは業界人ならでは。
日本のビジネスシーンでの
着用は難しいですが、カジュアルな
シーンではこういうスーツに憧れが
ある人もいるかも知れません。
追撃のシングルピークとワイドパンツが
このスーツの存在感を一層強めています。
ちなみにこのシューズは最近の
お気に入りらしいです。
最後はこちら。
嶌野のスタイリング。
アムンゼンのネイビーの生地による上品な光沢
ショールカラーのジャケットと
ロングのプリーツスカートがエレガントで
女性的な雰囲気ですね。
インナーカラーのエメラルドが
季節感を演出しながら差し色にも
なっているのは美しい合わせですね。
関係の無い話ですがメンズよりも
レディーススタッフの方が写真慣れしている。
というか撮られ方がキレイな気がしますね。
というわけでこんな感じです。
メンズもレディースも結局
ファッションは自己満足の世界です。
歴史や起源、実用性などで背広を考えるもの
楽しいですが背広を着るのは今この時の自分自身。
最終的に今、この時に己が何を問い
何を想うかが大切なのかもしれません。
レディースのHPはこちらよりご覧いただけます
銀座店 木村