Blog

ブログ

2021.03.16

実はインポート生地なんですけどね。。

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

こんにちは

テーラーフクオカ新宿店の豊島です。

 

ふざけたタイトルで申し訳ございません。。

しかし釣りタイトルではありませんのでご安心を。

 

春物のオーダースーツ需要のピークをこれから迎えるわけですが

同時にオーダーシャツのトップシーズンでもあります。

そこで我々もそれに応えるべく様々なシャツ地仕入れております。

これは、と思うもの中心にセレクトをしているつもりですが

その中でも特段“甘い蜜”をご紹介したいと思います。

 

タイトルにもある通り

様々なルートでシャツ生地を仕入れていると

織元はハッキリとしているが織りネーム(ブランドタグ)が

付属していないため正価では売れないものがございます。

それらこそが今回ご紹介の生地たちです。

 

実はインポート物のシャツ生地-0

 

詳しくは長くなるので店頭にて実際にお触りいただくのが

一番だと思っておりますが

このブログではこんな生地がある、ということだけでも

知っておいていただきたいと思いブログを書いています。

 

実はインポート物のシャツ生地-1

High Quality Cotton Ⅰ Order Shirt¥ 10,500+tax (¥11,550)  No.6630025002

 

まずはこちらこれはヨーロッパ某有名シャツ地メーカーの生地です。

柄はこの1柄のみでカラーバリエーションは全くありません。

だから“安く”なっているのですが

ただ手触りは“普通ではない”ので

この生地に関しては実際に触って

お選びいただきたい一品です。

糸番手も120以上の細番手ですので

触るとほんのわずかひんやりする程に

表面は非常にクリアです。

モノのクオリティからいけば

これもいわゆるお値打ち品であることは

間違いございませんので

ご検討の際の候補にしていただけると

良いかなと思っております。

 

実はインポート物のシャツ生地-2

High Quality Cotton Ⅱ Order Shirt¥ 13,000+tax (¥14,300)  No.63601-02

 

こちらもヨーロピアンリネンが

45%ブレンドされたインポートもの。

Cotton55% Linen45%

 

当初、風合いを感じてこれはインポートラインで展開をして

喜んでいただけそうだと思い仕入れましたが

残念ながら織りネームが付属しないとのことで

今回はインポートラインではなく

ハイクオリティ②のラインに加えることとしました。

 

麻が入ってはおりますが綾織となっていて

肉付きもいいので、

リネンシャツでよくある身体が透けすぎないお品。

春夏はどうせならインナーなしで

サラッと一枚で着用したいところ。

これならそれを叶えてくれるはずです。

 

プルオーバーでオープンカラーあたりで

仕立てたいところです。

 

実はインポート物のシャツ生地-3

High Quality Cotton Ⅰ Order Shirt¥ 10,500+tax (¥11,550)  No.65060

 

そしてこちらはイタリア製のシアサッカー素材です。

サッカーとはいえシボにそこまで強烈な高さもありませんし

ピッチも広いわけではないので

あえてドレスシャツとして作っていただいても

◎ではないかと思います。

これに安くなっている理由は上記と同じで

織りネームがなかったためです。

 

半袖にしてもいいかもしれませんが

どうせならフルレングスで作って

ばっちりワイドカラーに

涼しげなネクタイでタイドアップ。。

暑ければ袖はラフにロールアップして着用できます

なんてのが私のプランです。

(これは本当に作るかも)

 

サラッとしていてクセのない柄のサッカー生地が

夏場はなんだかんだ出動頻度は上がるものです。

 

-----

ざっくりした紹介で申し訳ございませんが

これら以外にも

オーダーシャツ用の服地は相当数仕入れましたので

きっとお楽しみにいただけるのではと思います。

 

この紹介が少しでも

オーダーシャツご検討の参考になれば幸いです。

 

新宿店 豊島

Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長