【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

こんにちは

Tailor Fukuoka 新宿店の豊島です。

本日は先日挙げたブログの続編で

書いていきます。

上記の生地で自身のオーダースーツを仕立てました。

DORMEUIL Made in England , Mohair.
Order Suit
Standard Line：￥74,000+tax(￥81,400)
Prestige Line：￥94,000+tax(￥103,400)

※丸1日着用後なので袖のシワはあしからず。

あまりワクワク感のないヴィジュアルですが

Dormeuil(ドーメル)のMohair(モヘア)ラベルの

チャコールグレーをプレステージラインの

オーセンで仕立てました。

ゴージもやや下げより

オーセンティックな表情にして

とにかく長く付き合えるスーツに

仕立てたつもりです。

実は思い入れの釦でして。。

以前イギリス・ノーザンプトン

クリスマスマーケットで

骨董品をあさって買い求めたもの。

細かなキズはあるものの

これすら愛おしい朽ちかけた

ナットの表情がなんとも綺麗です。

しばらく寝かせておりましたが

やっと使用できました。

リネン芯と相まって襟周りは

ずっしりした存在感抜群の重さと硬さを有しております。

しかしこの硬さのあまり縫製工程で

衿の後ろのシームが破けるという珍事が起きました笑

オーセンは一枚衿でなおかつハイネック故に

かなり力を込めてプレスで伸ばしながら

成型しなければカタチにできない関係で

無理がたたってしまったかなと。。

(その後無事修繕してもらいました)

それくらい硬いだけではなく、伸びにくい生地。

そもそもこれが一枚衿でカタチになっているのが

不思議なくらいなので

この成型をしてもらったファクトリーには

感謝しております。。

(てっきり2枚衿で仕立て上がってくるものと

思っておりましたので。)

ここまできて書くのもなんなのですが

このたび私史上最悪な着にくさの

オーダースーツが完成しました笑

ただそれでも長い付き合いになりそうな

気がしているんですね。

ヴィンテージカーの最悪な乗り心地を

かっこ良さや所有欲でカバーする感じです笑

本来テーラーフクオカのスーツは

着心地に関してはいい評価を

いただくことが多いですが

着心地は度外視したオーダースーツも

楽しさは◎

是非ご相談ください。

お待ちしております…！

新宿店 豊島

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