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ブログ2024.03.09
堅く・重たい素敵な春夏生地
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは、銀座店の横尾です。
本日は夏場には少し暑く感じるくらい
しっかりとした生地を紹介いたします。
まず一点目がこちら
No: 39TL-3304 TAILOR&LOGDE W70% M30%
Standard Line ¥74,000+tax(¥81,400)~
Prestige Line ¥94,000+tax(¥103,400)~
1883年に創業し、英国を代表する生地ブランド
TAILOR&LOGDEの生地です。
現在は中国系の資本に買収されてしまい英本国でも
見かける事は少なくなってしまった様ですが
銀座店にラムズゴールデンベール70%キッドモヘア30%
という贅沢な生地が一点ございました。
モヘアツイルの持つ独特の鈍い光沢感に加えて、
しっかりと目を詰めて織り上げているので
生地はそこまで厚くないのですが弾力のある
手触りが非常に魅力的です。
格子柄ではあるものの、全体的にダークトーンなので
仕立て上がりはシックな雰囲気になると思います。
続いて2点目はこちら
No: 69353 MARLING&EVANS W100%
Standard Line ¥74,000+tax(¥81,400)~
Prestige Line ¥94,000+tax(¥103,400)~
こちらも英国を代表するマーチャント
MARLING&EVANSの厚手でざっくりとした平織りです。
先程のTAILOR&LOGDEとは打って変わり
生地自体にかなり厚みがあります。
太い糸をざっくりと織り上げているので
通気性は優れているはずなのですが、生地自体に
かなりの重さがあるので相当暑いと思います…
ですのでシーズン的には3月末から夏前までの着用が
適しているかもしれませんね。
ただ生地にハリコシがある分仕立て上がりは
非常に立体的になりますし、3ピースでお仕立て頂いて
それぞれ分けて使うことも出来ますので意外にも汎用性は
高いです。
ちなみに色柄違いでストライプのものもございます。
是一度手に取って見てください。
この重さの生地が持つロマンに心惹かれると思います。
銀座店 横尾