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ブログ2024.05.20
サファリジャケットの魅力
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは、銀座店の横尾です。
最近は雨の日も多く、梅雨の到来を
感じますね。。
さて、本日は私物で仕立てた
サファリジャケットの
紹介をさせていただきます。
今回使用した生地は英BrisbaneMossの
ブラウンコットンツイルです。
生成りの麻生地で仕立てるか直前まで
迷っていたのですが、より長いシーズン
羽織れるようにコットンをチョイスしました。
テーラーフクオカとして今年スタートした
サファリジャケット。
仕立て上がりの雰囲気やサイズ感等、
未知な部分が多かった為私物で仕立てて
正解だったと思います。
サイズ感はウエストをシェイプするよりかは
ボックスシルエットに近づけた方が
程よいラフ感、ベルトで絞った時のギャザーが
よく出ますのでおすすめです。
歴史を遡ってみてもサファリジャケットは
ミリタリーウェア・アフリカでの探検服・
貴族のカジュアルジャケットとして
広く親しまれてきました。
人物としては、チャールズ国王・へミングウェイ・
クラークゲーブルなどが有名ですね。
(どれも個人的にスタイリングを参考にしている方々です)
ただ、サファリジャケットの着方や
コーディネートは自由度が非常に高いです。
出自自体がカジュアルジャケットですので
ラフにポロシャツやカットソーを合わせて
サッと羽織るのもよろしいと思いますし、
麻のネクタイやアスコットタイなどで
ドレスアップして着こなすのも素敵かと思います。
ウェストベルトがついている為、シルエットに
変化を加えることが可能なため着こなしの幅も
広がりますね。
サファリジャケットも伝統的で普遍的なアイテムの
一つです。皆様もワードローブに加えてみてはいかが
でしょうか。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
銀座店 横尾