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ブログ2024.11.12
チェック柄のコートはいかがでしょう。
【Tailor Fukuoka Kichijo-ji Blog】
皆さまこんにちは!
テーラーフクオカ吉祥寺店の斉藤です。
昼夜問うことなく、
中秋の日和が感じられる今日この頃となりました。
むしろ、もう冬の始まりなのか?
ともとれる段となってきております。
さすれば、来たる初冬めがけて
仕込むべきはアウターシェル、つまりコートですね。
(ん?前回のコピペと思われる文言・・・)
そして今回は店舗ディスプレイ用に作成した
コートサンプルからのご紹介です。
Fabric: CANONICO -Made in Italy- W100%
No.37-4079
OrderCoat S ¥79,000+tax(¥86,900)~
W ¥84,000+tax(¥92,400)~
バル ¥99,000+tax(¥108,900)~
我々の業界に従事している人間で
耳にしたことがない人はいないであろう
イタリアを代表する毛織物メーカー
「CANONICO(カノニコ)」の“Vintage”シリーズより
ダブルフェイスのコート生地で仕立てたものです。
ベースカラーをネイビーとして
無地と格子を両A面として使用できる
ダブルフェイス生地なので、
そもそものウエイトもヘヴィになっており、
コートらしく防寒性にも優れています。
今回は大ぶりな格子柄をA面として打ち出し、
インパクトのあるシングルチェスターとして
仕上げてみました
(カップリングもまた良かったりするんですよね。
宇多田ヒカルはカップリングにも名曲据えがち)。
ミシンステッチを採用して、
ちょいとスポーティな印象にしてみました。
かたちになってみると、
色自体に華美な選択がないことから、
思ったより派手派手しい感じにはならず、
適度なポップ味を含んだ素敵なコートとなりました。
生地面積が広くなるため、
生地の色柄がコートの印象を左右することもあり、
無地モノでおさめておきたくなる気持ちも
よくわかりますが、
そういった特性を持つコートだからこそ、
思い切った選択をしてみるのも
オーダーならではだと思います
(もちろん無地面をA面とすることも
可能ですよ!)。
そうこうしている間に、
オーダーコートの年内お渡しの
リミットが近づいてまいりました。
(もはやこのブログがあがる頃が
リミットに近いです!)
注文服ならではの唯一無二の一着。
少々冒険してみてもいいと思いますよ。
斉藤