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ブログ2016.12.16
お気に入りのシャツの衿型
【 Tailor Fukuoka Ginza Blog】
気がつけばあと半月で、今年も終わります。
皆さまは、やり残したことなどないでしょうか。
年末とは不思議なもので、
勝手にやり残したことを思い返させます。
いつもの月末となんら変わりないはずですが。
摩訶不思議なり。
皆さまこんにちは。
銀座店のワイドな心の持ち主こと斉藤です。
見渡せば街もクリスマス一色です。
この浮かれ華やぐ街の喧騒を、
ワイドな広い心で見守ってまいりたいと思います。
それが2016年、不肖斉藤の最後の仕事・・・。
・・・2017年最初の仕事も正月気分な人並みを
ワイドな広い心を持って見守ることになることでしょう。
・・・いつだって同じことの繰り返しなんです。
ああ。世知辛い。
というわけで、本日は私斉藤の
お気に入りのシャツの衿型を
イチ推ししたいと思います。
そう。
テーラーフクオカ自慢のワイドカラー。
左がレギュラーカラー 右がワイドカラー
衿先もやや長めで、
衿の開き具合もレギュラーカラーに比べると、
グッとワイドな印象。
左がホリゾンタルワイド 右がワイドカラー
それでもカッタウェイカラーや
ホリゾンタルカラーに代表される、
フルワイド系の衿型と比べると、
前から見た衿の面積は多めです。
巷では、かの有名な洒落者
ウインザー公が愛用していたことから、
「ウインザーカラー」とも呼ばれております
(シャツの衿型に自分の名前が冠されるだなんて・・・
自身の今後の目標としましょう
サイトウカラー・・・)。
そして、なぜ私斉藤の
マイフェイバリット衿型となったか。
何よりも「裏切らなさ」だと思っております。
お仕事がら、年中ネクタイをしめておりますが、
いつの日か、「ネクタイとの相性No.1」の称号を
差し上げたいと思っているほど、
見え方のバランスが素晴らしいです
(所有しているシャツの
半分近くがワイドカラーです
そろそろサイトウカラーと
呼ばれてもいい頃です)。
ドレスアップスーツスタイルはもちろん、
すこしドレスダウンさせた
ジャケパンスタイルにも
しっかり馴染んでくれます。
裏切りません。彼は。
最近ではすこし開きの閉じた、
いわゆるレギュラーカラーよりも、
レギュラー化してきたワイドカラー。
どういった場面でも1枚あるだけで
実に心強いです。
無地調の白やサックスブルー、
ロンドンストライプなどの
シャツ定番色柄との合わせをおすすめいたします。
裏切らないワイドカラー。
ぜひお試しください。
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