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ブログ2017.04.27
英国紳士の夏場の嗜み
【 Tailor Fukuoka Ginza Blog】
みなさま、こんにちは。
銀座店の嶌野です。
本日はこれからのシーズンに
ぴったりのスーツ生地についてご紹介。
左から:Order Suit ¥46,000/¥58,000/¥58,000
こちら。
「フレスコ」という生地です。
別名ポーラーなどと言ったりもしますが
色柄やブランドは関係なく
生地の作りをそう呼んでいます。
通常のスーツ生地と比べると…
ざっくりとした感じがするのを
ご覧いただけると思います。
こちらの生地
ハイツイストの織り糸を
さらに2本、3本と束ねたものを
織り糸として使用しています。
糸の1本1本がしっかりとしているので
ざっくりした織りでありながら
耐久性とハリがあり、
シワになりにくい生地に
仕上がっております。
糸が太くなる分、
生地が厚いように感じるのですが、
通気性は抜群。
ポーラーという呼び名も
英語の「気孔:pores」から来ています。
名前からして涼しげな
夏らしいスーツ生地です。
イタリア生地の
鮮やかさや柔らかさはありませんが
クラシックな英国好きの皆様には
ぜひ、ご覧いただきたい。
(個人的には夏場、ジャケットを脱いで
ベストのみの着用がかっこいいと思います。
いくらフレスコとは言え暑いでしょうが、
スリーピースで仕立てていただきたいですね。)
夏場のスーツの選択肢に
機能的でクラシックなスーツ、
いかがでしょうか。
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