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ブログ2020.01.26
【NEW】定番レップタイの話
こんにちは
テーラーフクオカの豊島です。
本日は新しくラインナップされた
定番のインポートシルクタイをご紹介いたします。
これまでの定番タイは国産シルクのラインのみでの展開でしたが
この度、上級グレードであるインポートシルクラインでも
展開を開始致しました。
国産のラインでは出来なかったこと(原料面でもコスト面でも)を
このラインで実現させました。
使っている生地は50オンス以上のレップ織りで
打ち込み本数の非常に多い総シルクを採用しました。
レップ織りとは畝のある織りの総称ですが
レップなら良いものと言うわけではなく
大事なのはこのレップ織りが
しっかりした打ち込みの効いたシルクであるかです。
レップはレップでも軽く仕上げてあるシルク地も
最近よく見かけます。
好みあるでしょうが
セッテピエゲのような柔らかな風合いを狙ったものや
高精細なプリントもののタイ以外は
なるべくならオンスはある程度のっている
シルクを選びたいところです。
“定番”として長く使うなら尚の事です。
(物性面でも優れますので。。)
もはや言わずもがなですが
たるみ糸もこのようにきちんとたわませておりますので
構造上、変なテンションがかかりにくくなっておりますし
例えツレてしまってもこの糸を調節し
もとに戻すことが出来ます。
裏地も総シルクになっているのは
地味ですがポイントの高いところ。
そして以前ネクタイについてのブログでも
書かせていただきましたが我々のネクタイは
すべて毛芯を据えてお作りしておりますが
このインポートシルクタイのラインの毛芯は
特別バネのある復元力に優れた芯を採用しております。
このコンストラクションこそ定番で長くお使いいただける
タイにこそ必要なものと考えております。
実は私もこのタイは購入しました。
上記は今日のVゾーンでうるさいスタイリングでしたので
ネイビーソリッドタイで鎮火させています。
(個人的には無地タイは引くくらい所持しておりますが
仕上がりがあまりにも良かった為)
お客様にもおすすめしたい商品ですが
むしろ社内の人間に向けてもおすすめしたいです笑
(昨日各店に配布したので是非。)
定番の無地は
ネイビー・ブラウン・ボルドー・モスグリーン
そして流行性のないレジメンタル(ボールド)ストライプも
ネイビー×ボルドー、ネイビー×モスグリーン、ネイビー×イエロー
トラディショナルなカラーリングのみご用意しております。
最後に…
Tailor Fukuokaは基本に忠実で
オーセンティックな提案を得意としております。
そんな我々から基本中の基本として
どこに出ても恥ずかしくないタイがこれです。
我々を象徴する定番タイを
店頭でお手にとってご覧いただけると幸いです。
(…できれば実際にご着用の上
ご体感いただきたいです)
Imported Silk Tie(Fabric Made in Italy)
¥6,800+tax
豊島
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長