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ブログ2023.10.24
チャールズモデルより、ダブルブレステッド登場。
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ銀座店の木村です。
さて、本日はこちらのご紹介。
【Fabric】:37-4028
【Order Suit】
Standard line ¥79,000+tax(¥86,900)
Prestige line ¥99,000+tax(¥108,900)
※Option料金は別。
もう既に、顧客様の元には
DMが届いていると思いますが
プレステージラインの
チャールズモデルより新たに
ダブルブレステッドが
リリースされました。
チャールズモデルの
リリース当時からダブルの
ご要望を多数いただいており
私共としてもチャールズモデルの
雰囲気にはダブルの存在は
必須であると考えており
兼ねてより試作を繰り返し
準備を進めておりました。
この度、ようやくTailor Fukuokaとして
満足出来き、自信を持って
ご提案出来る形に仕上がりましたので
今回、ご紹介をさせていただきます。
ダブルとはいえ、その形は
様々なものがありますが
今回、ご提案させていただくのは
あくまでも、チャールズモデルの
雰囲気に合い、それを活かすような
ダブルを目指して開発しました。
近年だと、こういった衿に
アール(カーブ)の効いた
イタリアン、フレンチテイストの
ダブルも増えているかと思います。
が、Tailor Fukuokaのチャールズモデルには
この色気のある衿というのは
あまりにミスマッチ。
やはり英国らしい堅い雰囲気を
活かせるように
それでいて、平面的になり過ぎないように
角度調整した襟。
近年のピーク衿のように
上を向くような剣先ではなくて
クラシックな英国の
スーツを想い起させる
水平気味の剣先を採用。
(今でいうセミピーク位の角度でしょうか。
ただまあ、昔のピーク衿が
セミピーク気味なのは
ゴージが今よりもずっと低く
ボタン位置も高く設定されていた為に
型紙上そういう角度に
なりやすいのが要因だとも思いますが)
それらに合わせた低めのゴージに
設定しており
現代見かけるようなダブルとは
一線を画すものでありながら
古臭さや安っぽさを感じさせない
最高のバランスに仕上がりました。
この雰囲気は既製品やオーダーでも
中々ない、独特の雰囲気です。
ぜひ、一度ご覧下さい。
Tailor Fukuoka銀座店 木村