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ブログ2025.01.20
MARLING & EVANSのカントリージャケット、色使いが秀逸です。
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは、銀座店の横尾です。
最近は少しずつですが春夏生地の入れ替えが
始まってきており、お客様の需要も段々と春夏生地に
移ろいでいるのではないでしょうか。
かく言う私も私物のスーツ作成に頭を悩ませており
注文が滞っている状態でございます…
そんな春夏需要が高まってきている中ですが、
ご注文を頂いた秋冬生地のジャケットが
素敵な仕上がりでしたので、ご紹介させて
いただきます。
お選びになられた生地は英国「MARLING & EVANS」
のミルドテイストなジャケット生地です。
この生地一番の魅力は牧歌的な雰囲気でしょう。
ブラウンベースにボルドーのオーバーペン、
どちらも暖かみのある色で柔らかい印象を与えます。
今回使用したスタンダードラインのパターンは
曲線を綺麗に描くナチュラルショルダー。
生地の色合いが与える柔らかい印象と
ぴったりのパターンだと思います。
この生地の雰囲気には「蓋付3パッチポケット」が
バッチリとハマるかなと思いましてご提案させて
いただきました。
オーバーペンに限らずチェック柄にも当て
はまるのですが、背中心やポケットのコバ、
身頃の柄合わせが非常に秀逸だと感じます。
こういった細部の拘りがあるからこそ
多少印象の強い色柄でも、不思議と
まとまり良く感じるのでしょう。
タイドアップはもちろん、タートルネックなどと
合わせて冬のコーディネートを楽しんで頂きたいです。
いかかでしたでしょうか。
まだまだ秋冬生地に未練タラタラな横尾でした。
春夏の私物が仕上がってきたら
またご紹介させていただこうと思います。
銀座店 横尾