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2017.04.12

オーダーメイドの醍醐味

【 Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

皆さまこんにちは。

新宿店の斉藤です。

 

今回は長くなるので冒頭部、端折ります。

手抜きではありません。最後までどうぞ。

 

さっそく「オーダーメイドの醍醐味」について

恥ずかしながら自身の私物着用写真を

例にしてお伝えしていきたいと思います。

 

まずはこちらの2枚の写真を見比べてみてください。

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケオーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

生地はもちろん、ポーズは違えど、

靴やネクタイに注目すると

どうやら同一人物です。

でもでもなんだか

雰囲気が違って見えません?

 

もう少し分かりやすく

横からの図。

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

あまり見慣れない人からすると

超難問間違い探し

みたいで申し訳ないのですが、

注目すべきはパンツのシルエットです。

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

↑ベージュ綿パンツは、

2プリーツ入りの

ワイドシルエットにしています

(実物はもっと迫力があります)。

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

↑紺サッカーセットアップは

膝から下をキュッと絞り、

テーパードラインを強調しております。

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

足元フォーカスで、

靴の覗き方を比べれば一目瞭然。

ひざ・すそ共に、幅にして

4~5cmの違いがあります。

1cm動かすだけで、履き心地や

印象ががらっと変わる部分だけに

実はすごく思い切った数字です。

 

と、まあここまで写真をずらりと並べて

結局何が醍醐味で何を言いたいかというと、

 

「自分の身体に合わせるだけが

オーダーメイドではないですよ」

 

と、言いたかったのです。

 

身体に合ったサイズで着ることは

オーダーメイドスーツの大前提です。

しかしながら、それは

ちょっと見方を変えてみれば、

自分の好きなサイズで

スーツを作れるということです。

自分の身体に合ったサイジングが

好きなのであればそれもよし。

今回写真でご紹介したように、

ワイドなシルエットにしたり、

超細身にしたりするのもよし。

 

オーダーメイドは自由なものです。

「ここをもっとこんな感じにしたい」

「映画で見たこんなシルエットを

できる限り再現したい」

などなど、ボディランゲージ満載で

ぜひスタッフに熱論ください。

よっぽどでない限りは、

こちらも同じくらいの熱量で

お応えしたいと思います。

特に私斉藤は私物を使って、

毎回試験的にシルエット模索を

重ねてまいりましたので、

自信をもって提案いたします。

 

以上、長くアツい内容で

今回はサイジングフォーカスで

お話しいたしましたが、

生地や、ディティール、

裏地・ボタンなど

拘れるポイントはたくさんあります。

ぜひ、自身のこだわりを

ぶつけてみてください。

 

 

お・ま・け

 

オーダースーツ,オーダージャケット,サイズ,紺ジャケ

 

後からもパシャリ。

あんまり細身にすると、弊害として

がっつりふくらはぎのラインが浮き彫りです。

イタリア人は気にせず履きます。

斉藤は東北人ですが、気にしません。

 

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