Blog
ブログ2017.10.24
今季の衿型はコレ。エリコレ。
【 Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
季節外れの低温日も、超大型の台風も
暴言議員もキレイに過ぎ去りました。
すっきりすっきり。
皆さまこんにちは。
新宿店のラウンドワンこと斉藤です。
今回はやや長くなりますので、
スポッチャで過ぎゆく時間は矢のごとし!
と言わんばかりに前置きを省略いたします。
というわけで、今季選ぶべきシャツの衿型はコレ。
通称エリコレ↓。
そう。衿先がまあるいラウンドカラーです。
近年クラシック回帰が叫ばれはじめ、
改めてまじまじと見直されており、
今季のスタイリングでも注目の衿型です。
各雑誌を眺めてみても、
各セレクトショップを覗いてみても、
まあ多いです。まあ。ほんとに。
それもあくまで「ラウンドカラーだぜッ!!」と
紹介するわけでなく、
モデルさんが着てるシャツ、
マネキンに着せてるシャツの衿先が
それが決まりなんです!と
言わんばかりにラウンドしてるんです。
それほどまでに定着しているのであれば、
1枚持っていてもいいんでないかい
てなわけで、テーラーフクオカで選べる
ラウンドカラーをいくつか紹介いたします。
まず手始めにラウンドワイドカラー。
ラウンドカラーの中では一番見慣れていて、
チャレンジしやすいのではないでしょうか。
ラウンドワイドというだけあって、
ネクタイスペースもしっかり確保されており、
さらにはノーネクタイでも様になるという便利屋さんです。
続いて、これもまあよく見かけます、
ラウンドタブカラー。
タイスペース部分に、ループタブ(+\1,000)が
ついており、ネクタイがグッと持ち上がり、
立体的でクラシカルな表情をもたらしてくれる
近年注目のタブカラーとラウンドをかけ合わせたもの。
立体的な表情も良きですが、
個人的にはキュッと締まったえくぼ(くぼみ)に
誠実さと色気を感じます。
あまりおすすめはしませんが、
ノーネクタイで着こなす洒落者もいます。
最後に、よりディープに懐古感を
漂わせるのであればこちら。
クレリック仕様(+\1,000)
こればっかりはスリーピースに白チーフで
着飾らずにはいられないということで、
しっかり着せつけてしまいました。
ピンクの無地シャツをベースにセレクトすることで、
さらにグッと漂う懐古感。
やっぱりチャコールグレイが良く似合う。
「なんだか丸襟って可愛らしくて
俺なんかが着るのは、変だよぉぉぉぉ」
というそこのあなた。
たしかに衿が小ぶりだと非常に可愛らしく、
フェミニンさが強調され、
乳母車に載せられた赤子の如く、
赤面膨張気味で着こなさないとならないですが、
写真でも紹介した通り、
赤子のような可愛さが出ないよう、
衿はやや大ぶりにしてあります。
安心してください。
ぜひ、騙されたと思って
チャレンジしてみてください。
悪いようにはならないはずです。
-----------
コラムや写真など
コチラから
Tailor Fukuoka