【Tailor  Fukuoka Shinjuku Blog】

皆様こんにちは。

テーラーフクオカ新宿店の加藤です。

本日は今日におけるクレリックシャツについて

ご紹介いたします。

クレリックについて簡潔に説明をすると

主に白以外のストライプや柄を使っていながらも

衿、カフスに白のポプリンを用いて作られたシャツを

クレリックシャツと呼びます。海外では

Collar separated shirtと呼ばれているので

「クレリック」は和製英語です。

色々細かな話は別の機会に、、、

クレリックシャツは英国で1920年代に流行し

ラウンドカラーでロンストのものが

王道とも呼べるようなスタイルです。

英国紳士の間で人気を博したデザインのため

スーツスタイルに合わせるのが基本ですが

もしかするとピッティではジャケパンにクレリックを

合わせているのではないかと思い色々調べてみました。

が、ちらほら合わせている人はいたものの

ごくわずかな人しか合わせていませんでした。

今でもクレリックの在り方は

変わっておらずエレガントに見える装いという印象が

根強く残っているようですね。

その分ラウンドカラーではなくモダンなワイド系のクレリックが

多く目に入る事が増えました。今だとラウンドよりも旬で

既製品にも多く展開されています。

つまり何が言いたいかと言うと

あえてジャケパンに合わせたり

遊び心としてクレリックを使うことは決して粋ではありません。

先述の通り元々は英国紳士が好んで着用していたもの。

上記のバックグラウンドを知っていれば

ジャケパンに合わせずブリティッシュなスーツに合わせるのが

マストだと思います。

とはいえ、今後クレリックも在り方が大きく変化する可能性も0ではありませんが

現代ではオススメはしません。

お持ちのスーツに合わせてエレガントな装いで

気品あふれる演出をしてみて下さい。

我々テーラーフクオカでも +1,000+tax（一枚あたり）で

お仕立てできますのでご検討下さい。

テーラーフクオカ新宿店　加藤

＊　＊　＊

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