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ブログ2020.10.29
グレンチェックの守備範囲は広いか
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ新宿店の加藤です。
今日に限ってのことではないのですが
タイムレスデザインの一つである
グレンチェックの汎用性が雑誌やSNSを通じてさらに拡大しています。
今回はグレンチェックの何が良いのか、何が違うのかを
考察していこうと思います。
仕上がり紹介や生地紹介ではございませんが
お付き合いいただけると嬉しいです。
あくまで私見ですが
数年前までのグレンチェックは
ツイードやジャケット生地を主体としたふっくらした仕上がりとして
用いられることが多くカントリーな雰囲気や
クラシックな演出を漂わせることができる
無地の次に使いやすいマストアイテムと言っても
過言ではない柄として一般的に重宝されていると解釈しています。
ストレートシルエットのデニムに
カントリーブーツで合わせているのを
恐らく街中でもお目にかかる機会があったのではないでしょうか。
しかしながらここ最近でグレンチェックがスーツ使いとして
着用する方が増加している気がします。
(あくまで感覚なのですが、、、)
元よりクラシックスタイルの定番として親しまれていましたが
グレンチェックといっても白と黒で構成されたものではなく
ブルーグレンチェックや小柄で織られたものもあり
バラエティに富んだ展開が
今日でも愛用されている理由の一つかもしれません。
加えて、汎用性が高いため単品使いができるのも強み。
スラックスはもちろん、オッドベストでも
ジャケットでも合わせやすいので1着あると
使いやすいサポーターとしての役割を果たしてくれます。
とはいえジャケットに関しては織りによって
適していないものもあるので注意が必要です。
グレンチェックとは違いますがプリンスオブウェールズチェックや
グレンチェックに赤のオーバーペンが乗ったものも感じがよく
嫌らしくないので個人的にはかなりおすすめ。
無地やストライプをすでにお持ちでしたら次に作ることを
検討してみて下さい。
いくつか写真で例を挙げましたが
トラッドな雰囲気が出るのは変わりません。
デザインやサイズ次第でモダンにできたり
はたまた正統派として仕立ててもいいので
皆様のワードローブに入れてみてはいかがでしょう。
少しでも皆様のスタイリングがより楽しくなれば嬉しい限りです。
テーラーフクオカ新宿店 加藤
Staff投稿者加藤 [Kato]
入社以来トラッドファッションを得意としているため
クラシックな提案などに定評あり。
現在新宿のシューケア担当として店内の靴やお客様のシューケアの
アドバイスなどを行っている。
こうみえても全国大会出場経験のあるバスケットマンでもある。