Blog
ブログ2021.05.06
新入荷の貝釦について
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ新宿店の加藤です。
最近オリジナルで釦を何種類か入荷致しました。
メタルの変わり者から水牛の定番モノまで仕入れたのですが
どれも良く、、、
今回は仕入れた貝釦にスポットを当てて
お紹介致します。
貝釦の歴史が気になり調べたところ
貝釦は日本では1887年にドイツから
技術が伝わったそう。
ナット釦はもっと古い歴史がありますが
貝釦も結構古いですね。
七色に輝く光沢やリネンとの相性が良いことが
貝釦ならではの特徴ですが
黒蝶貝、茶蝶貝などで光沢の加減や色合い
また選ぶ生地によって色合いが変わるのが
貝釦のいいところだと思っています。
天然の素材でないとあの色っぽさは出せません。
上記を踏まえて今回ご紹介したい貝釦がこちらです。
F211677015 茶蝶貝 ¥4,500+tax(4,950)
先日の仕入れで今までに用意していなかった
雰囲気の貝釦を仕入れました。
(各店1着分のみの仕入れです。グッと来た方はお早めに、、)
釦の良し悪しは用途やスタイルによって
変化するのはもちろんですが
今回はオーソドックスな貝釦の中でも茶蝶貝を。
丸みのきいたこれが汎用性や色の変化を
活かしてくれるだろうとセレクトしました。
今までも貝釦はご用意しておりましたが
今回のこれはギラッとした鋭い光沢を放っています。
左側が前からご用意している釦で
右側が今回ご紹介の貝釦です。
厚みは変わらないのですが
ふち部分から真ん中へ行くにつれて
ぷくっと丸くなっているのが立体感を生み出しています。
天然らしい一つ一つ表情が違うところも良く
角度によってパープルっぽくも見えます。
言うまでもなくネイビースーツや
夏らしいジャケットには合いますし
上記で申し上げたようにリネンに
合わせて欲しい釦がこれです。
生地を吟味することも大切ですが
釦選びも重要なデザイン決めの一つです。
釦一つでこれほど変わるのかと思えるものを
たくさんご用意していますので
ぜひご覧になってください。
貝釦以外にもいい出会いがあるかもしれません。
テーラーフクオカ新宿店 加藤
Staff投稿者加藤 [Kato]
入社以来トラッドファッションを得意としているため
クラシックな提案などに定評あり。
現在新宿のシューケア担当として店内の靴やお客様のシューケアの
アドバイスなどを行っている。
こうみえても全国大会出場経験のあるバスケットマンでもある。