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2024.11.29

オックスフォードシャツの小技

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

こんにちは

テーラーフクオカ新宿店の豊島です。

 

本日は感じの良いシャツが仕上がってきたので

そのご紹介です。

奇しくも本日斉藤もオックスシャツについての

ブログを上げておりましたが示し合わせなどは一切ございません。。

 

オンスの効いた

白のオックスフォードシャツです。

 

オックスフォードシャツ 芯地の話

 

ここでよく豊島が仕立てる際に施す

カスタマイズとしては

生地とは対象的に

“芯地を極力薄いもの”に変更します。

 

オックスフォードシャツ 芯地の話 エリのロール

 

それによりボタンダウンシャツの命とも言える

エリのロールもこの通り。

すばらしく美しく仕上がるのです。。

 

昔のアメリカンシャツみても

衿芯はかなり柔らかく作られている個体多いです。

 

オックスフォードシャツ 芯地の話

 

そしてカフスなんかはこのように新品状態でも

かなりふっくらしています。

サイズはシュリンク分考慮必要です(後述)

 

オックスフォードシャツ ダウンボタンハズシ

 

糊付することでこのくらいの

ドレッシーな表情も出せますし。。

 

オックスフォードオーダーシャツ の洗い方

 

ただ!

一番幸せな気持ちになるのは

やはりノーアイロンですね。

こちらは以前同じ要領で作った

私物のオックスフォードシャツですが

洗いざらしですとこのくらい

ヌケのある表情になってくれます。

 

このシュリンクはかなり好みの分かれるところですが

OXシャツを拵えようという時には

これも一つの選択肢にしていただけると良いと思います。

 

ちなみに通常芯よりも

ネック・カフ共にかなり盛大に縮むので

そのあたりのサイジングは

我々フィッターにお任せいただきたく思います。

(自身の私物で事故ったこと有り。。)

 

オックスフォードは薄い芯地に変えて

シャツをオーダーをしてみてください。

新たな発見もあり

スタイリングの幅を広げてくれると思います。

 

 豊島

Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長