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2024.05.28

スラックス多様時期が故の、、、

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

皆様こんにちは。

いつもテーラーフクオカのblogを

ご覧いただきありがとうございます。

テーラーフクオカ新宿店の伴です。

 

今回は『スラックス多様時期が故の、、、』

と、題してお届け致します。

 

タイトルはかなり濁しました。

具体的には何かと申しますと、

 

それは、

 

スラックスの折り目加工についてです。

 

過去にスーパークリース(略称SPC)

に関してスタッフが発信しておりますが

同様の内容です。

 

が、私の独断と偏見で今回は

スーパークリースについて申し上げます。

あくまでも『伴の独断と偏見』という前提で

ご一読いただけますと幸いです。

 

スーパークリース。

それはスラックスの折り目裏側に

樹脂を塗布する加工のことを申し上げます。

加工後の裏側はこの様な仕上がり。

 

 

名称だけ聞きますとスーパーと付きますので

さぞかしスペシャルな加工かと

思われますがスラックスの折り目を

静かに支える縁の下の力持ち的な

存在でございます。

 

存在は黒子ですが、効果は絶大。

自然な折り目ができますので

それに沿ってアイロン掛けを

施すだけなので非加工のものと比較し

大変作業が楽なのです。

加工後の表側を見ると、しっかり

折り目が立っていますよね。

 

 

※クリーニングに出していただいても

問題ございません。

 

スーパークリースは

ウール素材に対しては相性良く

効力を発揮致します。

 

しかしながら網戸のように

向こう側が透けて見える

生地に対しては溶剤が表側に

滲み出てしまう可能性が

ございます。

 

従いましてその様な生地にはお薦めはできず

その他の加工を検討することとなります。

 

またコットンやリネンの様に

シワを着用の風合い、アジとして

受け入れる素材に関しては

スーパークリース加工は一度立ち止まって

考える必要がございます。

 

加工する自体は問題ございませんが

風合いやアジを鑑みてから加工するか

否か決めていきましょう。

 

繰り返しますが加工自体は問題ございません。

素材の特徴を考えてから。

 

とは言いつつも、これからはスラックスと

が主役の時期となりますので

スーパークリース是非ご検討下さいませ。

 

※スーパークリース ¥2,200(税込)

 

 

それではまた。

 

 

Tailor Fukuoka新宿店