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ブログ2024.07.04
定番デニムシャツに新たな香辛料を
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
こんにちは
テーラーフクオカ新宿店の豊島です。
皆様はドレス用のデニムシャツを
お持ちですか?
2000年代中頃から
ジワジワ人気に火がつき
00年代後半には当時の隆盛していた
ISETAN MEN’S、BARNEYS NEW YORK
テイジンメンズ、BEAMS F、
TOMORROWLAND、UNITED ARROWS…
などなど高感度のセレクトには決まって
ドレスデニムシャツがウィンドウなどに
ディスプレイされていたのを思い出します。
学生であった青二才の私もまんまと感化され
セレクトショップでナポリの有名カミチェリアが
手掛けたデニムシャツを
なけなしアルバイト代で買った1枚が
初めてのデニムシャツでした。
(当時はずいぶん背伸びをしましたが
まだ活きていること考えると
着用単価はかなり安くあがっているかも。。?)
それ以来デニムシャツは幾度も
買い求めたり仕立てたりしてきましたが
デニムシャツはダメージがいってからも
着用に耐えうるということでかなりの長寿命。
が、それ故に何枚も所持している状態です。。
なのでせっかく新調するなら
これまでのデニムシャツにはないような
ちょっと変化をつけて作ろうとなったのです。
前置きが長くなりましたがそれがコチラです。
まずはボタンを通常取り扱いのあるボタンではなく
少し変わった私物用に仕入れていた
メキシコ貝の釦を使用しました。
黒蝶貝に見られるような虹色よりも
よりエキゾチックな模様を有した地色で
10mm少々の小さなパーツながら
シャツに色気を宿してくれているのです。
しかしドレスシャツのボタンとしては
やや大きなボタン経なので
よりカジュアルな顔つきになります。
それから襟型はイングランドボタンダウンですが
ここもあえての裏前立にして
BDシャツとしてはやや外してます。
ただ前立がフルフラットになると
大人しすぎると踏んで
フロントステッチを一本打ち込んでいます。
まだノンウォッシュ状態なので
ここからシュリンクさせて
アタリをつけたいですね。
デニムシャツのエイジングついては
斉藤がこのブログでその後を
晒していたのでご参照ください。
細かな箇所ですが
古き良きアメリカンボタンダウンシャツに
見られるような剣ボロボタンの付かない仕様です。
————–
シャツのデザイン紹介をすると
かなり細かくなってしまいますね^^;
それだけ細部に差の出るアイテムですので
こういったこともお作りの際には楽しんでいただければ
私としては嬉しい限りです。
デニムシャツをご所望の方がいれば
自分でもオーダーしてきた経験を基に
一緒にスパイスを考えていきますので
ご用命ください!
※休業のお知らせ
7/8(月)~7/11(木) 終日休業
上記期間全店休業となります。
頂いたメール、LINEには7月12日㈮以降、順次
ご返信致しますのでご理解の程、よろしく
お願い申し上げます。
新宿店 豊島
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長