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ブログ2025.03.22
元ネタは11PM。。
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
こんにちは
テーラーフクオカ新宿店の豊島です。
最近、夜な夜なネットに落ちている
11PM(いれぶんぴーえむと読みます)の
音楽回を観ています。
(風俗回ではないことをここに明記しておきます笑)
フォークであったり、ロックであったり、です。
勝手に昭和のお下劣系番組と誤認しておりましたが
回によってはかなり硬派とも言える内容です^^;
(こんな人がコメンテーターで出てくれるんだ、テレビのパワーすげぇ~と思わされます)
その中に1960年代のアメリカ人が映り込んでいたのですが
その御仁が着用していたちょっとサイケだけど
きちんとしたテーラリングが光る
ホワイトストライプジャケットが脳裏に焼き付いていて
実はそれが今期のコンセプトの元ネタになっております。
本日はそんなアメリカンなストライプジャケットをご紹介
【DRAGO】 -【ドラゴ】-
No. 【55-3768F】 Linen 60% Wool 40%
Order Jacket Standard Line ¥55,000+tax(¥60,500)
Order Jacket Prestige Line ¥70,000+tax(¥77,000)
ジャケットに限った話ではございませんが
今期はしぼりすぎない
ボックスシルエットの一歩手前の
サイジングをおすすめいたします。
ずばり上記の画像のようなシルエットです。
そして洗いざらしのオープンカラーシャツとの
組みは◎です。
ベースカラーに合わせて無染色のナットボタンを
セレクトしています。
ナットボタンはここからエイジングをしてまいりますが
ホワイトベースのリネン素材ですから服地も
相応にヤケが出て黄変も進むと思われますが
この組み合わせならそれすら楽しみになります。
そして裏地にはボルドーの裏地をつけましたが
実はコチラはコットンキュプラの裏地です。
もともとキュプラもコットンリンターから成っていることを考えると
物性はほぼコットン%(キュプラ100%)のようなものですが
短繊維のコットン混がゆえの微妙な毛羽感が
表生地リネン素材の風合いと良いシンクロです。
ストライプジャケットといえば
私ならパッチポケットにいたします。
そしてこちらはアメリカンなエッセンスとして
3パッチ(胸Pも外付け)にしております。
ストライプ柄も揃えてお仕立てしますので
ひとつなぎに見え上品です。
去年別のジャケットのご紹介の際にも
触れましたが
Linen 60% Wool 40%のような組み合わせは
春夏(秋もぜひ)にはホントにいい塩梅で
良品になる気がいたします。
毎季お手持ちがネイビージャケットばかりに
なってしまう方、、
チャレンジをするなら春夏です!
(現物サンプルは新宿店にございます)
新宿店 豊島
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長