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2015.04.22

そろそろモヘアのひとつやふたつなど・・・

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

天候も落ち着きをみせ、

春のポカポカ陽気に夢現となって

しまうのも無理のない季節となりました。

頭の中のお花畑の管理は

ぬかりなくお早めに。

 

皆様こんにちは。

銀座店のドリームキャッチャーこと斉藤です。

 

夢はうつつをぬかすものでなく、

自分の腕でつかみ取るものなのです。

こんなふうに思わずうそぶいてしまう

斉藤ではありますが、ここ最近になって

自分の腕を少し信頼できるように

なってまいりました。

くわばらくわばら。

 

というわけで今回のご紹介はこちら。

 

モヘア混 スーツ生地

 

そう、モヘア混紡スーツ生地です。

夏素材として重宝されるモヘア混紡スーツ生地。

モヘアとはアンゴラ山羊から

刈り取られる毛のことを指します。

 

撚られる糸の太さがウールより太くなるため、

肌に触れられる表面積が小さくなり、

そこに空気の通り道ができ、

清涼感を感じることが出来ます。

肌触りはウールのそれとは異なり、

ざらっとして硬い印象。

 

ゆえに英国感の漂う、かちっと、かつぱりっとした

独特の光沢感も備えたスーツが仕立て上がります。

とはいえ、少々のざらっと感が

苦手な方もいらっしゃることと思いますし、

水・雨に弱いという点もあります

(少々型崩れしやすいのです)。

 

とはいえ、良し悪しがあるのは

人間も同じこと。受け入れてあげましょう。

そんなモヘア混紡生地。

らしさが一番伝わるであろう英国メーカーを

ご紹介いたします。

 

JJミニス モヘア混

J&J.MINNIS -made in England-

\44,000-(+tax)

 

テーラー&ロッジ モヘア混

TAYLOR&LODGE -made in England-

\52,000-(+tax)

 

ウィリアムハルステッド モヘア混

WILLIAM HALSTEAD -made in England-

\58,000-(+tax)

 

色柄も英国らしいものが揃っております。

触ってパリッ

仕立ててカチッ

着てみて涼しっ。

ぜひ、味わってみてください。