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ブログ2016.12.29
お年玉の使いみち
【 Tailor Fukuoka Ginza Blog】
みなさま、こんにちは。
銀座店の嶌野です。
もうすぐお正月、
みなさまはお正月をどう過ごす派閥でしょうか。
今日はそんなお正月の話題です。
突然ですが、
手袋って、すごく複雑な
形をしてると思いませんか?
体の中で一番複雑な部分を
覆っているので当然ですが…
5本指の手袋は、
作るのがとても難しいんですよ。
ですから、昔のヨーロッパでは
いい手袋はとんでもなく高級品でした。
ドイツ製の最高級手袋は
「権力の象徴」とされるくらい
高価でしたから、
上流階級の人は、
新年の贈り物として
手袋を送ったりしていました。
肖像画でも自慢げに
手袋を見せびらかしています・・・。
手袋=ステータスの時代、
手袋を買えないような人も
手袋には憧れるんですよね。
そこで、
貴族が使用人に贈ったのが
「グラブマネー」
要するにお年玉とボーナスが
合わさったようなものですが、
手袋仕立て代として
新年のご祝儀を配っていたそうです。
本当に手袋に使われたのかは
わかりませんが、
新年、新しい手袋を仕立てるって
いいですね。
みなさまも是非、
スーツを新調してみては?
さて。
今回も薀蓄ブログにお付き合いいただき
ありがとうございました。
みなさま、よい新年をお迎えください。
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