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ブログ2016.11.27
襟の形、いろいろあるんです
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
みなさまこんにちは。
銀座店の嶌野です。
本日はスーツの顔、
襟の違いについてお話いたします。
「襟の形って、なにが違うんですか?」と、
お客様からご質問いただくこともございます。
スーツは微妙な違いで表情が変わりますよね。
面白いですが、難しいところです…
そこで、普段はご案内している4種類の襟形を、
ひとつずつご紹介いたします。
まず、ノッチドラペル。
最定番の襟で、既成のビジネススーツだと、
おそらくノッチドラペル以外を見かけないのでは…、
というくらいの定番です。
シャープですっきりした印象の襟型です。
次に、ピークトラペル。
下襟(ラペル)が上に向かってとがった形です。
華やかで、威厳ある雰囲気です。
ダブルのスーツやフォーマルスーツと相性が良いですね。
それから、セミピークトラペル。
ピークトラペルほど尖らないですが、
しっかりラペルの上がった襟です。
ピークトラペルより柔らかい印象になりますね。
最後に、セミノッチドラペル。
ノッチドラペルより、少しラペルが上がる襟型です。
ノッチドラペルと大きく変わるわけではないのですが、
ちょっぴり渋い雰囲気を醸し出します。
並べてみると印象の違いは歴然ですね。
セミピークトラペル、セミノッチは
ほとんど見かけない襟の形だけに、
ちょっと個性的な雰囲気があります。
4つの襟を紹介いたしましたが
オススメは、やはりベーシックなノッチドラペル。
他の襟は見かけないだけに…
ちょっぴり上級者向け。
ですが、
他の人とは違うスーツを!
ということであれば、襟の形にこだわってみても
良いのではないでしょうか。
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