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2016.06.28

現物生地とバンチブックのメリット・デメリット

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

いつもご利用頂きありがとうございます。

テーラーフクオカ銀座店の高橋です。

 

生地選び方

 

いま現在

数多くあるオーダースーツ屋では

バンチブックを中心に生地を選んでいただく事が

多いのではないかと思います。

 

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そんな中Tailor Fukuokaでは

“あえて”現物の生地を店頭に並べ

ご覧いただいております。

 

同じオーダースーツ屋で

こうも販売スタイルが違うというのも

おかしな話ですね。。

 

現物生地とバンチブック

なにが違うの?どっちがいいの?

なんて疑問におこたえいたします。

 

まずは

それぞれのメリット・デメリットを

ご説明させいただきたいと思います。 

 

まずバンチブックとは

各生地のブランドさんが毎シーズン作成している

生地の見本帳(ブック)です。

 

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やはりメリットは

お選び頂ける色柄の幅広いということです。

大体一冊200柄くらいの生地が

ラインナップされています。

 

この5冊だけで

単純に1000柄ほどございます。

 

当たり前ですが

実際にこの柄数を揃えるとなれば

膨大な生地山となりますので

見合うだけの売り場が必要となります。

 

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お求めの柄がお決まりの方や

オーダーにかなり慣れている方であれば

バンチブックでお選びいただいたほうが

ご希望の生地が見つかるかもしれません。

 

バンチブックのデメリットで

 

最も大きいのが価格と納期です。

生地を発注して一着ずつ取り寄せるため

コストがずいぶんかかります。

よって金額も上がってしまいますし

通常よりも少し長く

納期もかかってまいります。

 

もう1つは出来上がりが

イメージしにくいことです。

どうしても小さい面積の生地の見え方と

大きい面積での見え方とでは

印象がかなり変わります。

特徴のある色柄や素材感ものは特に、

仕上がりとのギャップが出やすいです。

 

次に現物生地です。

強みとしては

お買い物をしていただく側としては

安く生地メーカーより買い付けることができ

中間コストを極力抑えることができます。

我々があえて場所をとる

現物生地をストックしてお売りしている

最大の理由は

このコストパフォーマンスを高めるためです。

 

そして更にもうひとつ

生地を実際に

お客様のお手元で確認して頂くので

お仕立て上がりの

イメージが付きやすいことです。

 

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実際に触れることや

生地を広げていだだくことで

スーツに仕上げた際に

どういった印象になるのか

素材感がどのような雰囲気ででるのかが

感覚的に非常に掴みやすいのです。

 

IMG_0068

 

写真のように肩から生地を掛けさせて頂いて

仕立て上がりをイメージして頂く事も可能です。

 

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色柄に特徴がある生地は

実際に自分の身体と合わせたり

生地を広げることでお客様の抱くイメージとの

ギャップを埋めることが出来ます。

 

実際に肩から掛けてみて良くも悪くも

「想像していたのと違う!」

というお客様の声は多いです。

 

逆にデメリットですが

バンチブックのような生地の豊富さはありません。 

お客様の希望にお応えできないことも

少なからず出てきてしまいます。

そのような場合は

価格と納期をお伝えした上で

バンチブックで生地をお探しさせて

いただく場合もございます。

 

ざっくりですが

双方のメリット・デメリット

ご説明させて頂きました。

 

どちらにせよ

そのメリットを活かす為

そのデメリットを埋める為に

私たちフィッターがおりますので

ご希望やご相談があれば遠慮なくお伝えください。

 

多少なりとも

お手伝い出来ればと思います!

 

 

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