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2017.01.23

眠ったままのスーツ、大丈夫ですか?

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

みなさまこんにちは。

銀座店の嶌野です。

 

最近は寒くて乾燥した日が続きますね…

火の元には用心しなければ。

 

さて。本日は洋服のお手入れの話。

 

うちのお客様の中には

お洋服好きの方も多いですし、

かなり衣装持ちも

いらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方にこそ、

やっていただきたいこの時期のお手入れ。

 

「虫干し」という文化がございます。

 

元々は一生ものの着物を守るための方法ですが、

閉まったままになっている服を風に当てることで

大事な服を虫食い・カビ・シミから守る

昔ながらの知恵です。

 

やり方は簡単。

からりと晴れた日、

できれば湿気の少ない

10時~15時くらいの間で

服を室内干しして、湿気を飛ばしてください。

 

日光

 

変色を防ぐため、

日光には当たらないようご注意を。

 

スーツをブラッシングして埃を払いつつ、

カビ・シミ予備軍が無いか

チェックまでできると最高です。

 

スーツブラシ

 

虫干しの時期は

梅雨の明けた夏日や

秋晴れの続く頃と、

冬のこの時期が適していると

言われますが、

乾燥していれば大丈夫ですから

衣替えのついででも構いません。

 

せっかくのスーツ、

久しぶりに出したら着れなかった…

なんてことのないよう、

着ていなくてもたまには

メンテナンスをしてくださいね。

 

 

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