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ブログ2020.12.24
縁の下の力持ち、靴擦れ
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
こんにちは!
新宿店の長谷川です。
毎度突然ですが…
ご自身のスラックスの内側って
ひっくり返して見たことはありますか?
スラックスの内側の裾部分をご覧いただくと
「靴擦れ(靴擦れ布)」という生地端が
縫い付けられています。
これは皆さんのスラックスを
革靴との摩擦で擦り切れ無いように
守ってくれている
縁の下の力持ち的な役割のパーツなんです。
写真のように靴擦れ用の布には
丈夫な生地の耳が用いられることが多いです。
生地によっては
ブランドネームが入るのも
ちょっとした嬉しいポイントですね。
しかし、この写真を見て
靴擦れの布が
真っ直ぐ縫い付けられていない事を
疑問に思う方もいらっしゃるのでは?
実は靴擦れの付け方はこれが正解です。
このように
わずか1mm程度ですが
裾からのぞく靴擦れが
擦り切れから守ってくれます。
むしろ靴擦れが覗いていないと
靴擦れとしての役割を果たせないのです。
大切なスラックスの裾を傷める事無く
長くご愛用いただくための
ちょっとした1つの工夫です。
知らぬ間にご自身のスラックスを
守ってくれているかもしれません。
確かめてみてくださいね^^
Staff投稿者長谷川 [Hasegawa]
千葉県
服飾系の大学を経て入社。
若くして販売・企画・人事など様々な業務に携わってきた
社内随一のユーティリティプレイヤー。
安定感のある接客スタイルでデザイン提案なども信頼できる。
服飾系の大学を経て入社。
若くして販売・企画・人事など様々な業務に携わってきた
社内随一のユーティリティプレイヤー。
安定感のある接客スタイルでデザイン提案なども信頼できる。