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2020.03.22

MOXON THOROUGHBREDを知っているか

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

こんにちは

テーラーフクオカ新宿店の豊島です。

 

今回も前回ブログの続きのような内容です。

 

シーズン初めのこの時期、テーラーフクオカには

かなり魅力的な一点物がストックされております。

 

テーラーフクオカ新宿店 豊島特別選抜コーナー

 

前回のブログ中でも生地について

いろいろ語っておりましたが

実はその中でも個人的にピカイチに感じたのが

MOXON THOROUGHBRED(モクソン“サラブレッド”)の文字。

 

モクソン MOXON THOROUGHBRED YMUK-016

 

1556年創業の現存するミル(生地メーカー)としては

最古と言われるモクソン。

創業が16世紀なので

産業革命のはるか以前ですからね。。

日本ですと江戸幕府成立以前の戦国時代で

まだ合戦などしていた頃です。

(モクソンに関する逸話は業界に多数ありますが

今回は割愛します。。。

ググればおそらく多数出てくると思われます)

 

 

組成はSuper100’s WOOL 100%

Made in Englandの生地で

色もミディアムグレーやネイビー無地と

春夏物のスーチングとしては

最も汎用(平凡かも?)な服地と言えますが

やはり生地が好きな人間(≒仕事にしている人間)として

最古参の英国ミルブランドモクソンの服地は

ミルとしての背景も含め

たまらない一品です。

ションヘルメイドの膨らみのある風合いは◎です。

 

モクソン MOXON THOROUGHBRED YMUK-037

 

ヴィンテージのモクソンなどは

かなりファンシーな物が多く

この手の定番モノは個人的には

なかなか出会ったことがありません。

(ファンシーなものも悪いものではないのですが

自分が見てきたモクソンヴィンテージは

かなりパンチの効いたものが多かったです…)

 

VINTAGE MOXON スーツ生地 イメージ

※VINTAGE MOXON スーツ生地 イメージ

 

クセのないモクソンの

オーダースーツ生地を

お探しの方は是非ご相談ください。

 

新宿店 豊島

Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長