Blog
ブログ2022.09.19
秋冬シーズンになると現れる『ヌメリ』とは?
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
こんにちは。
Tailor Fukuoka銀座店の泥谷でございます。
秋冬シーズンになると
頻繁にスタッフの口から発せられるようになる、
『ヌメリ』を皆さんご存じでしょうか?
生地を触りながら
「このヌメリがたまらないんですよね~」とか
「ヌメ感が良く出ています」とか
そういうことを言っているスタッフがいたら
それはヌメリが現れた証拠!
じっと目を凝らして
一緒になって生地を触ってみて下さい。
指先に何だかとろんっとした
しっとりとした柔らかさを感じれば
それがヌメリです!!
ヌメリこそ写真では上手く伝えられないのですが
触れば間違いなく皆様にも
ヌメリを感じて頂ける生地を
ご紹介致しますので、ぜひ触りに来てください!!
【Fabric】W.HALLSTEAD 27-3889 W99% Ca1%
【Order Suit】
Standard line ¥74,000+tax(¥81,400)
Prestige line ¥96,000+tax(¥105,600)
柔らかな光沢と角が丸くしっとりした感じ…
何となく伝わりますでしょうか?
ヌメ感には光沢が不可欠なのですが
実は光沢が出やすい綾織という織り方は秋冬物に多く
その為にヌメリも秋冬シーズンに
多く見られるようになります。
【Fabric】CLISSOLD 74-2672 W100%
【Order Suit】
Standard line ¥62,000+tax(¥68,200)
Prestige line ¥84,000+tax(¥92,400)
また、光沢が反射しやすい
濃紺や黒、ダークトーンのものが
ヌメ感のある生地の定番となります。
【Fabric】CLISSOLD 84-2896 W52% Ca30% S18%
【Order Suit】
Standard line ¥74,000+tax(¥81,400)
Prestige line ¥96,000+tax(¥105,600)
さらに生地の縁に記載されている
素材や糸の細さを表す表記にも
ヌメリが出やすい条件があります。
柔らかく、上品な質感を出すカシミヤや
ハッキリとした艶を出すシルクが使用されていたり、
「super160’s」などで表示される糸の細さを
表す表記はヌメリに大きく関係してきます。
ブログでご紹介出来るのはここまででしょうか。
実際のヌメリは是非実物を見て体感ください!
Tailor Fukuoka銀座店 泥谷