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2023.07.01

きらりと光る“何か”

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

こんにちは

テーラーフクオカ新宿店の豊島です。

 

暑い時期に差し掛かり

単品パンツ(スラックス)の

オーダーを承ることが多い季節となりました。

 

パンツ専用の少し短めの生地が

この時期はかなり流動性が高く

生地を仕入れ増えては

すぐにご注文をいただき減っていく、を

かなり短いサイクルで繰り返します。

 

生地仕入れ イメージ

 

通常仕入れ時にはパンツ用の

短いメーターの生地は

管理上の労力のわりに合わず…

はじかれてしまう場合が多いのですが

それでも「これが欲しい!」となって

仕入れるので仕入れ担当の目に留まる

きらりと光る“何か”がある生地が多いのです。

 

その刹那的な在庫上ではありますが

稀にすごい生地も飛び込んでくることが多いので

よく店舗にお越しいただく方はどうかチェックを。

そして相対的に短いメーターの生地は仕入れ値は

長巻きの生地よりも安くでゆずっていただく場合も多いため

面白く高コスパな商品も多い傾向です。

 

その上でいま新宿店の店頭にある面白い生地を

一点だけご紹介して締めたいと思います。

 

Tailor Fukuoka Summer Kid Mohair and Alpaca John Foster Made in England

 

35-3309 John Foster Made in England.

Order Pants ¥28,000+tax(¥30,800)

 

横地に良い節の表情のある春夏に最適な平織り組織です。

 

一見、イングランド製のややハリのあるくらいの

何の変哲もないネイビー無地に見えますが。。

 

Tailor Fukuoka Summer Kid Mohair and Alpaca John Foster Made in England

 

このとおり組成がエグめの変化球なんですね笑

キッドモヘア60%のアルパカ40%ですから

羊毛が一切入っていない生地ということになります。^^;

 

これは単体で仕入れたのではないのですが

コシもあるためパンツとしては

いいシルエットを表現してくれるはず。。

 

Tailor Fukuokaにいらっしゃったからには

オーダースーツ生地やオーダージャケット生地だけではなく

パンツ生地にもフォーカスしてみてください。

お宝との出会いもあるやもしれません。

 

 豊島

Staff投稿者豊島 [Toyoshima]

東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長