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2023.04.19

世の中のタック事情 ※泥谷調べ

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
 

こんにちは。

Tailor Fukuoka新宿店の泥谷でございます。

 

ここ最近、

Tailor Fukuokaでスーツを注文くださる方の

ほぼ8割…いや、9割の方が

タック入りでスラックスをご注文頂きます。

 

普段からTailor Fukuokaをご利用頂いている皆様からすれば

もう聞き飽きたよ!!というフレーズかも知れませんが

現在スーツ業界ではクラシック回帰が起こっており、

5~6年前のタイトで短めスーツの時代から

ゆったり長めのスーツに流行が移り変わっています。

 

それの象徴ともいえるのがスラックスのタックであり、

ゆったりが主流の現代ではタックが入ったスーツが

カッコいいサイズ感の基準の一つともなっています!

 

ですが!

皆様もお気づきでしょうか。

出勤時、休日…街で見かけるスーツを着るすれ違う方の

スラックスのタックがノータックなのです!

 

皆様はもうタックを入れることに何ら

違和感を感じないかもしれませんが、

もしや世の中的にはまだまだノータックが

主流なのかもしれません。

 

そこで!

ある日の出勤の朝。

通勤途中ですれ違った方のスラックスの

タックの本数の集計を勝手に行ってみました!

 

【ノータック】30人

スラックス,ノータック,タック,プリーツ

※ノータックとは腰前に折り込みのマチが無いパンツの事です!

 

 

【1タック】13人

スラックス,1タック,タック,プリーツ

※1タックとは腰前に折り込みのマチが1本あるパンツの事です!

 

 

【2タック】8人

スラックス,2タック,タック,プリーツ

※2タックとは腰前に折り込みのマチが2本あるパンツの事です!

 

街行くサラリーマン達のタックの本数を数えながらの

出勤はなかなか危険な任務でしたが、

取れた統計は想像通りのような意外のような…

 

ノータックが圧倒的に多いというのは調べるまでもない

想像通りの結果でしたが、

意外と感じたのは1タック。

 

何が意外かというと、

1タックが入ったスラックスを履いている年齢層が

比較的若い層であったことです!

 

年齢層別にみると多かったのは

【ノータック】は20代~40代

【1タック】は20代~50代

【2タック】は40代~

という印象でした。

 

Tailor Fukuokaでも1タックが一番人気で、

1タックと2タックでは7:3くらいの割合かと思いますが

世の中もそうした傾向がどんどん浸透してきているなと感じました。

 

また、スタッフ人気ナンバーワンの2タックは

世の中的には少なく、

流行のオシャレなデザインというより、

機能面、着心地等で支持を集めている印象でした。

 

今後はタック入りパンツがもっと主流になると考えています!

ノータックが1タックになり、1タックが2タックになる。

そんな流れが数年は続きそうです!

 

いつもこだわり抜いた皆さんのスーツの納品に

立ち会わせて頂いていると

ついつい忘れがちになりますが、

1タック、さらに2タックをオシャレとして取り入れて下さる皆さんは

まさに世の中の最先端なファッションリーダー!

 

ぜひこれからも流行に敏感にオシャレを楽しみながら

オーダーを頂けたら嬉しいです!!

 

 

Tailor Fukuoka新宿店 泥谷