Blog
ブログ2016.01.29
イタリア人とは何が違う?!
【Tailor Fukuoka Aoyama Blog】
こんにちは
テーラーフクオカ青山店の豊島です。
先日のブログ(Pitti Immagine Uomo)の続きです。
この展示会でまず思い浮かぶのは
世界中のバイヤー達の着こなしを
撮影したスナップ写真ではなかろうかと思います。
ピッティのメディア露出といえばこれですからね^^;
業界人が世界中から集まるわけですが
なかでも多いのがやはりイタリア人。
イタリア人のファッションを見ていて思ったのが
日本人には真似の出来ない配色や柄のものを
パッと取り入れてしまうこと。
ビビットな色は難しい色ばかりだと思うのですが
いとも簡単に取り入れています。
この上の御仁なんて
それぞれの単品アイテムとしては
非常に奇抜なものばかりですが
バランス感覚に優れ実際に近くで見ても
決して嫌味な印象は受けませんでした。
(よくみるとベストも総柄ですからね…!)
自分が気に入ったものをそのまま着ることができる、
当たり前のことですが我々日本人は結構気にしますからね
自分がどう見られるか周りから浮かないか、などなど。
(これも日本人の美学ですけどね^^)
ただ、そんな日本人の私がみても
イタリア人のファッションは見ていて清々しかったです。
奇抜な色や柄、シルエットが目につくのはもちろんですが
ベイシックなスタイリングでも洗練されているなぁと
ピッティ会場内で思うことが多かったです
例えばこの方。
グレーでワントーンスタイリングされていますが
実に渋い。白髪とも好相性です。
これはロマンスグレー(死語)が成せる技ですね。
ストールのあしらい方も分かってる感がありますね。
この方は更に簡素です。
ネイビージャケット
ホワイトシャツ
グレースラックス
と、ド定番コーデながら、よーく見ると
ソックスは赤ドットですからね…
どこかできちんと遊んでいます。ティアドロップも◎
ちなみにイタリア・フィレンツェも緯度で言うと
札幌と同じくらいの北国です。
太陽も低く昼間でも目に日がよく入るため
サングラスを付ける方が多数でした。
(もちろんファッション性もあってでしょうが)
さて本日は長くなってしまったので
ココらへんで区切らせていただきますが
当方まだまだスナップを所持しておりますので
近日中にまたアップさせていただきます。
Ciao!←
青山店 豊島
-----------
コラムや写真など
コチラから
Tailor Fukuoka
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長