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ブログ2016.11.04
Y様ブリティッシュスーツ～ヘヴィウエイトスーツ～
【 Tailor Fukuoka Ginza Blog】
いま、野菜、高いみたいですね・・・。
皆さまこんにちは。
銀座店の食べ盛りこと斉藤です。
シンプルな冒頭文↑に
味をしめそうな今日このごろですが
（だって労力半減で楽なんだもん）、
それでも斉藤ブログを斉藤ブログたらしめる
大事なところだと自負しているので、手は抜けません。
にしても、本当にいま、野菜が、
高いみたいですね・・・。
頑張れ日本。負けるな土壌。
というわけで、
今回はお客様の仕立て上がりのご紹介。
クラシックな英国的スーツがお好きなY様です。
非常に重厚でハリのある
スコットランド製の生地をお持ち込みになり、
テーラーフクオカの「ブリティッシュモデル」を
採用したほどの徹底した英国紳士っぷり。
ハリのある生地だからこそ映える、
肩のコンケープ具合がたまらないですね。
もう少し寄りで見てみると、
じらじらとしたヴィンテージ臭満載なグレイをベースに
うっすら赤縞が入っております。
このような発色の生地は、
最近では専ら見られなくなりました。
裏地もボタンも赤縞に合わせて、
深みのあるボルドー色でまとめていただきました。
ナイスなセレクトだと思います。
ヴィンテージ生地パターン再生が
騒がれている生地業界ですが、
リアルヴィンテージは、やはりリアルです。
思わずタイドアップしたくなるところですが、
個性のあるじらじらベースの赤縞柄が
ノータイスタイルも肯定してくれる気がします。
リアルヴィンテージのヘヴィウエイトスーツブログ。
不肖斉藤羨望の眼差しでお送りいたしました。
Y様
この度は撮影のご協力ならびに、
ブログ掲載へのご快諾、誠にありがとうございました。
もう1つの生地は残念でしたが、
今回の赤縞の生地仕立て上がりは、
ばっちりだったと思います。
納品時もお伝えしましたが、
実に固くて重い生地でしたので、
ぜひ今シーズン大いに着倒して
いただけたらと思います。
Y様のまたのご来店、
心よりお待ち申し上げております。
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