Blog
ブログ2016.08.31
16AW斉藤おすすめジャケット生地
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
あっっっ!という間に8月の終わり。
リオ五輪に湧いた2016年も残すところ4ヵ月ともなると
まだまだ先だと思っていた東京五輪2020も
あっっっ!という間でしょう。このペースでいくとね。
皆さまこんにちは。
銀座店のベアーズアイこと斉藤です。
というわけで明日9月1日より、
テーラーフクオカ本格的に
AWシーズン始動なわけでございまして・・・。
となると店頭に立つスタッフのあるべき姿としては、
秋冬物を身に纏った姿なのではあるまいかと
はりきって息巻いたわけで・・・。
不詳斉藤にとって、残暑はびこるこの時期の
SS→AW衣替えがいちばん応えます。
ふぅ。おしゃれさんの額に玉汗が目立つ季節ですね。
と、いうわけで今回はジャケット生地のご紹介。
Jacket Fabric:CERRUTI
Price:\36、000-(+tax)
ばばん。
お好きな方はご存知、
イタリアを代表する生地メーカーのひとつチェルッティ。
しなやかな風合いと、上品な光沢感が
織りなす仕立て上がりは、
男としてワンランク挙げてくれそうな気がする、
そんなチェルッティ。
今回はその柄に着目です。
よく見なくても無地ではないことは
お分かりかと思いますが、
「なんだか膨大な数の鳥に睨まれている気がするなぁ」
そんな風に思った方、さすが鋭いご名答拍手喝采。
いわゆる「バーズアイ」と呼ばれる柄となります。
感じたことをそのままに「鳥の目」です。
実はここ数年注目されている柄のひとつであります。
まったくの無地ではないが、
ドット・小紋のような主張満載の柄入りでもない。
ただ、織り組織によって
表に出る表情が絶妙に洒落ている。
かつ、控えめな柄の一着はビジネスの場でも
活躍できるような立ち位置にもなれそう。
そんな捉え方でいいかと思います。
そして、紺でも青でもグレイでもない発色。
しいて言うならブルーグレイでしょうか。
単色感の少ないこちらのカラーも
近年人気度の高いモノとなっております。
さすがのチェルッティとでもいいましょうか、
秋冬地でもライトオンスに仕上がっているため、
生ぬるい10月はもちろんのこと、
春一番吹き荒ぶ4月までも着れてしまいそうです。
ドンピシャリでナウい一着。
ぜひ仕立ててみてはいかがでしょうか。
-----------
コラムや写真など
コチラから
Tailor Fukuoka