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2019.12.18

服地・・・それぞれの魅力(ぶっちゃけ編)

【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】

 

まいど^^

いつもテーラーフクオカの

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

新宿店負傷おやじ:南でございます。

(皆様もご注意を・・・スリ傷を適当な処理を

した挙句の果てがこれです^^)

 

冬・・・とはいえ、「秋・・・?」

と間違えるほど、気持ちのいい日があったり、

急に寒くなったりと、体調管理が

難しい日々が続いております。

くれぐれもご注意ください。

 

 

さて、65周年企画

「46,000が39,500(6,500引き)」

を、開催しておりますが、

その中からピックアップした服地を

掘り下げてみたいと思います。

 

よく云われる

英国製、イタリア製、日本製を始め、

「Super 100’sだ、Super 160’sだ!」

などと、耳にすることが多いかと。

 

昨今はネットによる情報通が多く、

よく訊かれる事ではありますが。

上述の英国~、Super~

だから良い品だ!

・・・とは、私は思いません。

 

同じSuper 120’sだから同じかというと、

そうではなく、原毛が刈られた部位によっても、

産地によっても、羊の種類によっても、

柔らかさやしなやかさ、艶なども

変わってきます。

 

また、織り方によっても変わります。

これまではイタリア製は柔らかく、

英国製はガッチリした織り方というのが、

通説でしたが、昨今はそうとも限りません。

私の知る限り、確かに英国製は20年ほど前

までは、業界でいう2/2の綾が主流で、

目付も320~350g/m。

色・柄も落ち着いた感じ・・・

 

しかし、時代の波には逆らえず、

王道よりも流行への移行・・・

(背に腹は代えられない時期もありました)

色・柄のみならず、織り方も2/1の綾へ。

 

でも、また目付のある物が見直され・・・

昔でいう英国風が復活。

このように時代はくりかえします。

 

私を始め50代が「懐かしい・・・」

と、思う物が現代の若者には「新しい・・・」

に、なっているようです。

 

 

<BENTLEY >     Made in England     

正に英国 織りも柄も・・・

 

 

こちらは脱伝統の織りで、細番手のうえに軽量化したもの

因みに、HUDDERSFIELDとは英国の高級毛織物産地

他に、BRADFORDという産地もあります。

イタリアのビエラ、英国のハダース、日本の一宮(尾州)

は、世界の毛織物の産地として有名です。

 

 

日本の御幸毛織

日本の織りは英国を倣って始められたので、

これは昔ながらの2/2の綾

しっかりとした重みのある素材になります。

 

細かい話、2/2とか2/1とか、

Super~とか、お話ししましたが・・・

貴方が気に入ったものが貴方のスタイル

いろんな言葉に惑わされず、

「ファッション自分流」

で、愉しんでください。

 

本日紹介した服地は全て、フェア商品

¥46,000→¥39,500(+Tax)

で、ございます。

 

本年も残すところ営業日は10日余り、

65周年フェア服地を覘いてみてください。

 

本日も南のブログにお付き合い頂き、

ありがとうございます。