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ブログ2019.08.25
デニムシャツの何がそんなに良いのか
【オーダースーツ TailorFukuoka Blog】
こんにちは
テーラーフクオカ銀座の豊島です。
先日、宮田より紹介がありましたが
デニムシャツを仕入れました。
ちなみにデニムは経糸(タテ糸)に染めの効いた糸を張り
緯糸(ヨコ糸)に無染色糸を通して織る生地です。
先日ロケ撮影をした際に着用イメージを
写真に納めたのでこちらでご紹介させていただきます
デニムも綾織組織なので新品の状態は
つやも適度にあり、なめらかで綺麗なのですが
デニムシャツの真価は
やはり水通し後ではないかと思います。
画像にあるこのシャツは
銀座の店長である長井の私物なのですが
撮影にあたって新品の状態ではなく
自宅で水洗いをしてもらうよう依頼し
そしてノーアイロンで撮影に臨んでもらいました。
いわゆる洗いざらし状態です。
そして本当はもう少し着用し続けると
衿先の色が薄くなっていったり、すれてきたりと
デニムの味と言われる表情がより出てまいります。
(個人的にはデニムシャツを買うとお湯で硬く搾りながら
粗末に洗うのが毎度の楽しみになってます)
これが細番手ポプリン生地であれば
こんな粗末に扱えば
おそらく、相当みすぼらしくみえるのでは
ないかと思うのですがデニムシャツは
ラフに使い古していっても
許される?珍しい生地といえます。
イージーケアと言うと語弊はありますが
この扱いやすさもデニムシャツが
ここまで定番化した理由の一つかと思っています。
なのでもしこれからデニムシャツを
作ってお召しになろうという方は
どうか肩肘張らずに
むしろ、汚してやるんだ、くらいの
気概で着用していただきたいです。
豊島
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]
東京都出身
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長