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ブログ2020.08.06
フランネルはいつ仕込んだら最良か
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
みなさまこんにちは!
Tailor Fukuoka 銀座店
宮田です。
8月1日より秋冬物がスタートしました!
待ってました!秋冬!!
店内もガラリと雰囲気が変わって
ワクワクしますね。
今回ご紹介するのはフランネル(フラノ)生地です。
秋冬物の代表であるフランネルは
いつ仕立てたら丁度良く着られるのか。
(フランネルについて詳しくはこちら)
これから夏本番!という時期に
少し暑苦しいかと思いますが
少々お付き合いいただけたら幸いです。
さて、フランネルの活躍する時期はいつ頃でしょうか。
今から約1ヶ月半後の
9月中旬は東京の平均気温は27度…!!!
夏じゃん!と大声を上げたくなるような気温ですね…
10月中旬あたりだと東京は平均気温が17度くらい。
薄手の冬物が良さそうな気温です。
平均気温が10度前後になる11月中旬。
このあたりからフランネルが活躍してくれる時期に入ります。
その後、12月~2月まで冬らしい寒さの日々が続き、
3月上旬になると10度前後まで暖かくなります。
このあたりまでは着用可能でしょう。
大体、この4ヶ月位がフランネルが重宝される期間です。
冬らしい季節感のあるフランネル、かっこいいですよね。
毎年とても惹かれます…
そうなるといつ仕立てるかですが
オーダーされてから仕立て上がりまで
約1ヶ月~1ヶ月半くらいかかります。
例年、10月~11月は嬉しいことに
ご注文が増える時期ですので
約1ヶ月半ほどお時間を頂戴する可能性が高いです。
(ご納期の確約ではございませんので
実際のご納期は店舗へお問い合わせくださいませ)
もう一つ忘れてはならないのが”生地”。
何よりも大切な項目かもしれませんね。
私共は「現物」といって1点ものの生地を多く取り揃えています。
(詳しくはこちら)
1番生地の量が多くご覧いただける時期は
この秋冬物の立ち上がり時です。
生地棚に入り切らないほどの量をご用意させていただいておりますので
宝探しのように生地をご覧頂けると思います。
気温とご納期を考え、今年の冬のスタートへ備えるなら
9月中旬~下旬。
生地の選択肢の幅を考えるのであれば
8月~9月中旬。
このあたりの時期がベターなように思います。
だからといって必ずこの時期に!というわけではありません。
12月でも生地がすっからかんになることはないですし
スーツは着方を乱暴にしなければ
半年で着られなくなるものでもありません。
皆様の心が動いた時に
仕込まれるのがベストなタイミングだと思います。
いつ仕込んだら良いのだろうかとお悩みの皆様の
一つの目安になれたら幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
Tailor Fukuoka 銀座店
宮田 ななみ
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