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ブログ2020.04.03
あふれる掘り出し物Vol.2
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
いつもTailor Fukuoka blogを
ご覧いただきありがとうございます。
新宿店の加藤です。
先日投稿しました【あふれる掘り出し物】で
紹介しきれなかった生地の中でも今回は
J.&J. Minnisに焦点を当ててご紹介致します。
写真1↓
写真2↓
J.&J.Minnis Made in England Wool 40% Kid Mohair 60%
写真1 51-1243
写真2 JJ147
Standard line ¥46,000+tax
Prestige line ¥66,000+tax
J.&J.Minnis は1874年ロンドンにて創業したマーチャントです。
クラシックデザインよりもヴィンテージライクな
生地を得意としておりロイヤルワラントとしても有名です。
特に今回ご紹介する生地は
よく考えらて作られた生地と思って頂けると思います。
はじめに見ていただきたいのが耳の縁のゴールド。
新宿店のボス豊島から話を聞くと
昔の英国生地によく見られるデザインだそうで
ヴィンテージの雰囲気が漂い生地の見え方も変わります。
また混率もキッドモヘア60%でバキバキの生地で
間違いありませんがウール原毛はSuper100’sと
やや柔らかさがあります。
モヘアではなくキッドモヘアを混紡していることに
計算された生地作りを感じグッときています。
仕上がりはキッドモヘアのハリコシがありつつ
しなやかさを兼ね備えているイメージで、
光沢は他に類を見ないほど上品に仕上がりそうです。
そして目を凝らして見ていただきたいのが生地の色。
一見ダークブラウン単色(写真1)に
ストライプが乗っているように見えますが
ターコイズ調の線が1本生地に走っています。
ライトグレー生地(写真2)にも
オレンジブラウンの色が
同様に入っています。
ここが個人的に一番重要なアクセントだと思っています。
たった1本の線だけでヴィンテージの風合い、
色気をさらに引き立ててくれます。
水牛釦と相性が良さそうで
ここ数日上記の生地で作るなら、、、
と勝手に妄想を膨らませていました。
他にもウール100のJ.&J.Minnisの生地も
ご用意しております。
こだわり尽くされた生地には
こだわり尽くしたデザイン、仕立てで
オーダースーツを仕立ててみてはいかがでしょう。
皆様のご来店お待ちしております。
Tailor Fukuoka 新宿店 加藤
Staff投稿者加藤 [Kato]
入社以来トラッドファッションを得意としているため
クラシックな提案などに定評あり。
現在新宿のシューケア担当として店内の靴やお客様のシューケアの
アドバイスなどを行っている。
こうみえても全国大会出場経験のあるバスケットマンでもある。