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ブログ2022.04.01
硬い麻に、趣を感じます。
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ銀座店の木村です。
先日、カラーバーやタイピン
カフスなどをまとめて置く為の
トレーを購入しました。
英国製アンティークで純銀のものが
欲しかったのですが
高価であり小物も痛めそうなので
ブライドルレザーのものを
選びました。
さて、本日はこちらのご紹介。
【Fabric】25-533F
【Order Jacket】
Standard line ¥36,000+tax(¥39,600)
Prestige line ¥51,000+tax(¥56,100)
※Option料金は別
今季のコンセプトでも
使用しているこちらのヘンプの生地
パンツでのご案内が多いですが
ジャケットでの仕上がりもかなり良いです。
ウェイトのしっかりと乗った
重く、硬い生地ですので
麻(ヘンプ)とは言え
その雰囲気は軽い感じには
見えません。
このフロント立ち上がりは
冬物の生地でも、そう表現出来ません。
普通を超えたハリと重さを持つ
この生地だからこその立ち上がりです。
パンツを見るとそれはより顕著。
芯も入っていないスラックスが
ここまで立つのです。
ここまでの生地はそう見かけません。
面白いとは思いませんか。
夏の麻系の生地は薄手のものの
イメージが強いかと思いますが
このような生地もございます。
カーキのスラックは
さながら軍パンのような雰囲気に
仕上がります。
色はこちらの他にもう一色
ベージュをご用意しております。
この手の、硬い麻というも
趣があると感じます。
銀座店 木村