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2022.02.24

この手の生地は、期待を裏切らない。

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

皆様こんにちは。

テーラーフクオカ銀座店の木村です。

先日、ハウスオブグッチという映画を観ました。

あまり期待はしていなかったのですが

自然と惹き付けられ

あっという間に見終わっていました。

ノンフィクションという訳ではなく

グッチ一族の設定や人物像に違いはありますが

エンタメとしてまとまった

良く出来た面白い映画でした。

さて、本日はこちらのご紹介。

【Fabric】07-3548

TRABALDO TOGNA

–トラバルド・トーニャ –

【Order suit】

Standard line ￥62,000+tax(¥68,200)

Prestige line ￥82,000+tax(¥90,200)

※Option料金は別

とても色っぽく仕上がりました。

やはり、この手の艶らかな生地は

期待を裏切る事はありませんね。

いつもなら、この手のスーツには

ネイビー系のネクタイを

締める事が多いですが

今回は生地が、ダークなので

重くなりすぎないように

玉虫のボルドーで華やかに合わせました。

ミディアムグレー位であれば

黒に近いような濃紺のソリッドでも

良かったかもしれません。

ちなみに、こちらの生地ですが

実はうっすらとブラウンがかっています。

そこまで、珍しい事ではありませんが

こちらは、特に綺麗に

表現されていると思います。

こういう絶妙な色味を表現するのは

やはりインポートブランドの方が

上手いところが多いです。

色々な生地をご提案致しましたが

この位の色ならビジネスでも結婚式でも

ご着用いただけそうとの事で

オーダー頂きました。

こちらの生地であれば結婚式では

白のシルクチーフをさしても

良く映えると思います。

こちらに限らず基本的に生地というのは

単色ではなくて、染色した複数の糸を

用いて色を表現する事が多いので

組み合わせ次第で

本当に様々な色を作ります。

ブラウンっぽいグレーや

グリーンっぽいグレー

黒っぽいグリーンなど、、、

あるいは、その逆も。

ピンポイントで探すのは難しいですが

こういう絶妙な色の生地で

お作りするのもおススメです。

銀座店　木村