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ブログ2023.03.16
デニムシャツ作りませんか
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
皆さまこんにちは!
テーラーフクオカ新宿店の斉藤です。
またまたシャツ生地のご紹介となりますが、
実は6年前にも斉藤肝いりの生地として
デニムシャツ生地を仕入れておりました。
(こちらから当時のブログをご覧になれます。
未熟な筆致で、目を通すと赤面ものです・・・)
今回は6年前の生地と異なり、
ブリーチ加工を施していないので、
リジット感香る濃色で2種類の展開です。
OrderShirt Fabric:DENIM 綿100%
¥10,800+tax(11,880)
シャツ向けの生地なので、4.5ozで設定されており、
デニム特有の硬さはなく、
タッチも非常にソフトなので、
インナーレスで着るのもおすすめです。
ストイックに濃い濃いで攻めるもよし。
ボーイズデニムのような青味も大好きです。
とはいえあくまで「デニム」生地ですから、
”らしい”色落ちや、エイジングは期待大で、
けっこう強気に洗いをかけてやって良いかと思います。
(自分色に染めてしまう我の強いやつなもんで、
白モノとのお洗濯は避けてくださいね!)
紺ブレザーはもちろん、淡色のグレーやベージュ、
ブラウンやワイン系など
合わせるジャケットのカラーは
問わないですし、シャツ単体での着用時も
存在感を失うことなく居座ってくれるので、
丁度いい洒落感が演出できます。
デニムということで、綾織りの組織となっており、
盛夏に向けてというわけではありませんが、
シーズン問わず心地よく着れる優れものです。
それでは最後は6年前に作成した私物デニムシャツの
エイジング写真コレクションでお別れです。
(こちらはブリーチ加工を施しているので、
エイジング前から淡いインディゴブルーでした)
衿の縁の退色具合やパッカリングがたまりません。
6年間洗いに洗いをかけた結果です。
これぞデニムのグラデーション。
袖と身頃の接合部にみられるアタリも
本縫い仕様(+¥1,000)だからこそ。
タック・剣ボロ周りの波打ちや擦れの色落ちも
上手い具合に陰影ができており、満足です。
実はカフス裏のブリブリがお気に入りで
セルフターンナップカフス的に着ちゃいます。
ジーパンの裾みたいでかっこいいから。
実に万能なシャツなので、
たくさん欲しくなるところですが、
まずは一つ仕立てて、バチバチにエイジングさせて、
自分だけの一枚を育ててみてください。
斉藤