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2024.09.23

BigPatternは止まらない

【Tailor Fukuoka Kichijo-ji Blog】

 

皆さまこんにちは!

テーラーフクオカ吉祥寺店の斉藤です。

 

この数年間、業界的に

ビッグパターン(大きな柄)ものは

ひとつの流行として据え置かれており、

今シーズンもその流れは

変わらずキテおります。

 

 

店舗内の生地を眺めていたところ、

ご多分に漏れず、その大柄の潮流に則った生地が

新旧問わず並んでおりましたので、

いくつかピックアップしたいと思います。

 

Fabric: TALLIA DI DELFINO -Made in Italy-

No.47-4259 W100%

OrderSuit StandardLine ¥84,000+tax(¥92,400)

       PrestigeLine ¥104,000+tax(¥114,400)

 

定番のグレンチェックをベースとし、

ダブルラインのホワイトオーバーペンが

配されています。

 

 

見慣れたモノトーンの柄生地なのですが

12㎝×15㎝のビッグチェックが存在感ありありです。

丸みのあるショルダーラインで

仕立ててみるのも面白いかもしれません。

 

 

Fabric: SCABAL -Made in England-

No.705692 W100% 3.5m(一点ものです)

OrderSuit StandardLine ¥114,000+tax(¥125,400)

       PrestigeLine ¥134,000+tax(¥147,400)

 

続いてもグレンチェックが基となっておりますが、

落ち着いたグレーカラーとなっております。

 

 

ただし、それに乗せてあるオーバーペンは

赤みある主張強めのそれとなっております。

 

 

英国製のスキャバルはウエイトがちょうど良く、

ビルドアップしたショルダーラインで

かっちり仕立てるのが吉な気がします。

 

 

Fabric: HARRIS TWEED -Made in Scotland-

No.47-4327 W100%

OrderCoat S ¥79,000+tax(¥86,900)

       W   ¥84,000+tax(¥92,400)

 

最後はスコティッシュツイードの雄、

ハリスツイードからは

レジメンタルタータンとして伝統的で

代表的な柄、ブラックウォッチです

(柄の大きさが分かるように、

ボールペンをドープに鎮座しました)。

 

 

格子の一辺が20㎝を超えており、

ここまで思い切った大柄はなかなか目にしませんね。

 

 

この柄を活かすなら

やはり柄が高配分となるコートでしょうか。

他にはないコートに仕上がりそうです。

 

まだまだビッグパターンの流れは

続いているようですので、

定番モノを揃え、マンネリし始めたあかつきには、

ぜひチャレンジしてみてください!

 

斉藤