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ブログ2024.01.10
今年の夏は何を着ましょうか。
【オーダースーツ Tailor Fukuoka 銀座店 Blog】
皆さまこんにちは!
Tailor Fukuoka 銀座店の髙橋です。
だんだんとお正月気分も抜けて
日常に戻りつつありますね。
このタイミング、例年だと
スタッフはそろそろ自分の
夏物を発注し終わるころなのですが、
私、今年は全く進んでおりません。
何となくスーツ2着、ジャケット1着に
しようかな~と考えているのですが、
色々見てると目移りしますね。
という訳で今日は個人的に気になっている
今年の夏ジャケット生地をご紹介です。
E.THOMAS(No.89550)
W60% : S18% : L18% : Ca4%
Standard Line / ¥49,000+tax(¥53,900)
Prestige Line / ¥64,000+tax(¥70,400)
ブラウンとグリーンが感じの良い玉虫色風味を出し、
ホップサック調のざっくりとした生地感とは
思えないほどの光沢があります。
夏のジャケット生地は素材をブレンドしたものが
多くなるのですが、これは特に多く4種混紡。
シルクの光沢、カシミアの滑らかさ、麻のざっくり感、
それらをまとめるウールのしっかり感。
全てが良い感じに引き立て合っていて、
非常に品の良いジャケットに仕上がりそうですね。
続いてはこちら。
CANONICO(No.CN80038)
L55% : W45%
Standard Line / ¥49,000+tax(¥53,900)
Prestige Line / ¥64,000+tax(¥70,400)
夏の定番、ウール&リネンの半々生地です。
この位の混率だと通気性の良さとシワの戻りの良さが
程よくバランスが取れていて使いやすいです。
何より色柄が良いんですよね。
流石CANONICO。発色が良い。
下に名の色を持ってきても合わせやすい
ジャケットに仕立て上がるはずです。
ラストはこちら。
Tallia Di Delfino(No.TD50046)
W25% : CANAPA75%
Standard Line / ¥49,000+tax(¥53,900)
Prestige Line / ¥64,000+tax(¥70,400)
ウール&カナパです。
カナパ…おおきな麻の一種ですね。
あ、もちろん違法なものではないです。
もともと家具などにも使われてきた
吸湿性の高い繊維です。
ガシッとした手触りと
通常の麻よりも野趣に溢れた表情が魅力的ですね。
うーん、良い。
シンプルに着回しがしやすいジャケットになりそうですね。
…本当にどれにしようかな。
そろそろ店頭の生地入れ替えもスタートするこのタイミング。
良ければご一緒に夏のジャケットを選んでみませんか?