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2024.07.17

きっとこの先しばらく暑い

【Tailor Fukuoka Kichijo-ji Blog】

 

皆さまこんにちは!

テーラーフクオカ吉祥寺店の斉藤です。

 

もはや毎年のことで慣れてしまいましたが

昨今の異常気象の連続により、

日本の四季に大きなズレが生じております。

昨年夏の気候様相を思い返せば、

夏真っ盛りの7・8月を過ぎても、

9月・10月もまだまだ夏空満点大笑い。

つまり、おっととっと夏だぜ状態(?)です。

 

 

業界的には秋冬物の仕込み時期でありますが、

前述の通り、まだまだ夏は終わらない、

シークレットベースはまだ流れない、

直太朗も夏の終わりを告げない、

のであれば、9月中に仕上がる予定の夏物を

仕込むのも悪くないのではないでしょうか。

 

というわけで、至極の生地のご紹介をば。

 

Fabric: WILLIAM HALSTEAD -Made in England- 

No.35-3308 3.2m W70% KM30% 

※現物限りの一点もの

OrderSuit StandardLine ¥74,000+tax(81400)

       PrestigeLine ¥94,000+tax(103400)

 

モヘア混紡生地といえば、そう

ウィリアムハルステッドですね。

(色はブラックでもグレーでもなく、

ダークブラウンです・・・!)

昨今の英国生地人気に漏れず、

弊社で入荷した際には1シーズンもたずに

完売するのが常となっているブランドです。

まだ残っていたのか、という気持ちになる方も

いることでしょう。

 

 

スーパー120’sの原毛と

キッドモヘア(子ヤギさんの毛)の

かけ合わせということもあり、

バッキバキで堅牢な英国生地というよりは

適度にパリッとしたモヘア感と

梳毛のしなやかさが合いまった

大人が好み、大人に好まれる

上質感漂う生地です。

 

 

最近定番色の仲間入りを果たしている

ブラウンカラーということもあるので、

ネイビー・グレーを仕込み終えた

次なる一手をお探しの方にもおすすめです。

 

 

梅雨空あけぼのの頃ではありますが、

来たる残暑に備えて、

第二次春夏スーツを仕込まれてはいかがでしょうか。

温暖化進むこの世において、

損をすることはないと思います・・・!

 

斉藤