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2024.08.26

古き良き時代に思いを馳せて

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

皆様こんにちは、銀座店の横尾です。

 

店内は本格的に秋冬物に入れ替わりまして

どういった生地で仕立てようかお悩みの方も

いらっしゃるのでは無いでしょうか?

 

今回はタイトルの通り、古き良きモノづくりを

感じるようなビンテージライクな

生地を紹介いたします。

 

 

【Fabric】:右から

27-033Z ビンテージアーカイブ

(こちらの生地は一点物でございます)

47-4274 サヴィルクリフォード

37-4016 サヴィルクリフォード

 

【Price】一番右

Standard Line ¥84,000+TAX(¥92,400)

Prestige Line ¥104,000+TAX(¥114,400)

 

中央と一番左

Standard Line ¥74,000+TAX(¥81,400)

Prestige Line ¥94,000+TAX(¥103,400)

 

配色から色柄までいい意味の古臭さを感じる生地です。

 

一番右の生地は、当時のビンテージ生地を再現した

アーカイブシリーズでございます。

グレージュのような色味をベースに、

ライトブラウンと水色の

オルタネートストライプが入っております。

 

一見派手に感じますがグレージュは

人間の肌の色に近いので非常に馴染みが良く、

雰囲気良く仕上がります。

これはグレージュに限らず

ブラウン系の生地に当てはまりますが…

 

生地の手触りも強撚特有のもっちりとした

手触りで、ウェイトもしっかりとしています。

 

昔は、現在よりもスーツの着用率が高かったので、

長く着用出来る様に太い糸で堅牢なモノづくりが

主流でした。

今となっては採算度外視だな、と感じるような

贅沢なモノづくりでもあります。

 

しかし、現代においてもそういった

オールドライクなテキスタイルを発信している

メーカーも多くあります。

 

 

画像一番左にご紹介させていただいている

サヴィルクリフォードもそういった

メーカーの一つです。

 

新宿店豊島もブログで紹介していましたが

“English Culture”を感じさせてくれる

メーカーです。

 

 

チャコールにライトブラウン&ボルドーの

オルタネートストライプです。

やはりオルタネートストライプは

オールドライクな仕上がりになりますね。

 

実際ビンテージの生地には濃色を

ベースにカラーストライプのものが

複数見受けられます。

変わったストライプも多いので

写真を見ているだけで楽しいです。

 

生地自体はそこまで厚くはないですが

糸の打ち込み本数が多く、目の詰まった

手触りとなっております。

 

こちらは今期サンプルとしてスーツを作成

しておりまして、どういう風に仕上がるか

イメージが湧きやすいかと思います。

お気になる方はお気軽に試着してみて

下さいませ。

 

 
今回ご紹介したような、
ビンテージの様な風合いのテキスタイルも
何点かご用意がございます。

 

古き良き時代の物づくりを

現代的に解釈・再現した生地は個人的に

かなりツボでございまして

今回ご紹介いたしました。

 

秋冬のスーツの構想を練られている方も

多いかと思いますが、

生地・仕立て・デザインとどのように

お選びいただくも自由です。

 

生地も多くの量を揃えておりますので

お客様のイメージに寄り添いながら

様々なご提案をさせていただきます。

 

是非お気軽にご来店ください。

 

銀座店 横尾