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2024.06.20

英国らしい佇まい

【Tailor Fukuoka Ginza Blog】

 

皆様こんにちは、銀座店の横尾です。

 

本日は生地の紹介をさせていただきます。

 

 

画像上 

No.45-3628  W100% 

Fabric:SMITH WOOLLENS

StandardLine ¥84,000+tax(¥92,400)

PrestigeLine ¥104,000+tax(¥114,400)

 

画像下

No.SW4215  W100% 

Fabric:SMITH WOOLLENS

StandardLine ¥84,000+tax(¥92,400)

PrestigeLine ¥104,000+tax(¥114,400)

 

 

今回紹介する生地はどちらも

英国の老舗「SMITH WOOLLENS」のもの。

 

1921年に創業し、英国らしいシンプルかつ品のある

テキスタイルと上質なメリノウールを使用した

ソフトな質感が特徴のこちらのマーチャント。

 

 

2014年にはハリソンズグループの傘下として

確かな品質の生地を提供し続けています。

 

 

こちらのチャコールグレーのピンヘッドは

SMITH WOOLLENSでも人気のGILT EDGEシリーズ。

 

春夏の名作と本国では謳われていますが、

かなりしっかりと目の詰まった生地ですので

湿度も高く残暑も厳しい近年の日本では

秋口まで全然着られると思います。

 

 

こういった目のしっかりとした生地は

皺にもなりにくいですし、何より

仕立てた時の立体感が売りですね。

 

 

ピンヘッド(バーズアイ)はつるっとした

生地感でもなくどこか粗野な雰囲気が感じられ

非常に英国らしいテキスタイルだなと感じます。

 

 

実はこちらもピンヘッド。

写真だと色味が分かりづらいかも

知れませんが、チャコールに近い

ダークブラウンです。

 

 

こちらは生地耳に

「ULTRAFINE LUXURY PURE MERINO」

と記載がされています。

確かに先程のGILT EDGEと比べると

しっとりとした手触りと光沢感が感じられます。

 

それでもペラっとした雰囲気は一切なく

生地の重みもしっかりと感じられます。

 

それだけ沢山の糸を使用して織り上げられている

訳ですから何とも贅沢ですね。

 

 

今回紹介した2点はどちらも

派手で目立つ生地ではございません。

 

しかし、築き上げてきた歴史と

確かなモノづくりが如実に表れている

静けさを感じる生地です。

 

是非ご自身の目で確かめてみて下さい。

 

銀座店 横尾