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ブログ2023.05.19
デニムシャツに熱視線~after~
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
皆さまこんにちは!
テーラーフクオカ新宿店の斉藤です。
本日は皆さまおまちかねの
先日こちらのブログでご紹介いたしました
デニムシャツのエイジングブログです。
OrderShirt Fabric:DENIM 綿100% ※未洗い状態
¥10,800+tax→¥8,400+tax(¥9240)
※5/31までのスペシャルプライスとなります。
※品薄状態となっているのでお考えの方はお早めに・・・
その仕上がりの良さもあり、今シーズン作成後には
秋元康も驚くくらいにヘビーローテーションしており、
すでに10回以上の洗濯を経ております。
※ノンプレス(洗いざらし)です。
水を通すたびに変わりゆく
デニムの表情を一度ここに記しておきます。
(写真多めです。最後までお付き合いください)
表前立ての波打ち◎。
アームホールのパッカリング。
1枚目が未洗い、2枚目が10回洗い、
一目瞭然ですね。
上が未洗い、下が10回洗い。
衿型はどちらもイングランドボタンダウンで
仕立てておりますが、
やはり洗い後の表情はこなれててGOOD。
ゆるく起毛がかっていて、白っぽく映る青が、
水を通すとぎゅっと詰まる印象で、
彩度が上がり、色濃くなりました。
今回のエイジングポイントの中で
ひときわグッときたのが、
ヨーク下ハギ目の生地収縮差による
ギャザーの現れ具合です。
特別な仕様にしたわけではないのですが、
いずれも濃い目の色味だったため、
陰影がしっかりと出てくれています。
これがあるからデニムはたまりませんね。
左が未洗い、右が10回洗い。
説明不要ですね。
さてどれが10回洗いのものでしょう。
もう皆さまお分かりですね。
この袖周りの表情が一番好きです。
しかしながらこれも50~60%くらいの
育ち具合で、まだまだこれから
日単位、月単位、年単位での
エイジングを期待しております。
(共感されにくいかもしれませんが、
洗濯後の干す→乾くの一連を眺めるたびに
昨日までのシャツとは違う感を
味わえることが何より楽しみで、
ゆえに洗濯という家事が大好きです)
あくまで途中経過ではありましたが、
今季一押しのデニム生地の育ち方を
ご紹介させていただきました。
(大事なことなので2回言います。
デニム生地は各店で品薄となっておりますので、
お考えの方はお早めに・・・)
カジュアルな印象が強いデニム生地ですが、
「洋服」に新たな価値観を付与してくれる
豊かなアイテムが仕立て上がります。
ぜひ今後の生地選びの一助と
なれば幸いでございます。
斉藤