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ブログ2022.12.09
【Charles】Full model change
【Tailor Fukuoka Shinjuku Blog】
こんにちは
Tailor Fukuoka 新宿店の豊島です。
顧客様には上記のようなおハガキが
手元に届いていると思いますが
我々が展開するPrestige Lineの
イングリッシュ・トラディショナル・テーラーリングを
体現する型紙であるCharles(チャールズ)が
この度、フルモデルチャンジです。
※型紙も一新いたしました故に
旧Charles(チャールズ)との互換性は
ございませんのでご注意ください。
工場選定や型紙開発、実働できるようになるまで
およそ二年間取り組んで参りましたこのモデルが
ようやくリリースできることとなりました。
Prestige Line Charles ¥56,000+tax(¥61,600)~
このモデルには
AMFステッチング・本台場
水牛ボタン・裏地・サイド尾錠・Vカット
サスペンダーボタン・シックは標準装備化しており
我々が考えるイングリッシュテーラーリングに
必要と思われるものはすべて入れ込みました。
かなり思いを込めてリリースをしたもので
書きたいことが山ほどございます。。
ですが。。
とても一つのブログに書ききれないため
本投稿では概略のみ載せて
今後より詳しくクローズアップしたブログにて
皆様にお伝えします。
このCharles(チャールズ)モデルで
まず目を引くのはロープドショルダーと言われる
ショルダーラインだと思うのですが
アウトラインはもちろんのこと細部にこそこだわりを宿しております
上襟ひとつとっても
これまでとはまるで違う
“人の手”が入っている箇所で
丁寧に一針一針ハンドで星留めのステッチワークを
施してもらっています。
この箇所以外にも多分に
こだわった作り込みをしてあります。
実はショルダーライン以上に開発に心血を注いだのは
ハイバックトラウザーズです。
本来のトラウザーズ(スラックス)のかたちを求めると
こうあるべきだ、というTailor Fukuoka流の
一解釈だと思っていただけると幸いです。
サスペンダーありきのデザインで
ハイバック仕様も標準搭載としております。
サイド尾錠もこの通り
ただのギミックにならないよう
きちんと帯下に配置し
サイドポケットから覗かせながら
ウエストをアジャスト出来ます。
ここは社内からの評判もとても良いです。。
このようにまた新たなカッティングの提案も出来るようになりましたので
ご興味ある方はお付き合いのほど
よろしくお願いいたします。
「これほどの仕様と縫製で安すぎませんか?」と
社内から声が挙がるほどの仕上がりとなっております。
このガチッとした見かけとは裏腹に
実は凄まじく着心地もいい設計ですので
きっと後悔はさせません。
どうかご体感ください。
豊島
Staff投稿者豊島 [Toyoshima]
服飾系大学を卒業後入社し
現在はTailor Fukuokaにて企画会議や撮影などに参画。
メガネとヒゲ(たまにボウタイ)が特徴で
こだわり強めの一児の父。多趣味である。
新宿店店長