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ブログ2016.10.12
ソラーロスーツ~ウール&シルク~
【 Tailor Fukuoka Ginza Blog】
10月に真夏日を観測するなど、
相変わらずの異常気象が続きましたが、
ようやく秋らしいからりとした
晴れ間が覗くようになりました。
めっきり秋物が着たくなりますね。
皆さまこんにちは。
銀座店のヴォーカリストこと斉藤です。
からりと秋めいてきたせいか、
朝起きると喉がけっしけしに乾いています。
もちろん私斉藤も
声が出なくなると困る職業ですが、
歌い手の方や、キャスターの方々は、
測り得ない警戒心を抱いていることでしょう。
胸中お察しいたします・・・。
同じヴォーカリストとして・・・。
・・・・・・・。
というわけで、
今回はからっと乾き空に一抹の稲光、
不肖斉藤の私物紹介。
ばばん。
色トーンを揃えてみました。てへっ。
というわけで表題にもあります通り、
ウール&シルク混紡素材の
ソラーロ生地で仕立ててみました。
この生地を見た瞬間に、
タブルのスーツ、きみに決めた状態でした。
光沢感はもちろん、
シルク特有のハリ感も楽しむことが出来ます。
↑ピシッとしてますよね。顔以外。
向かって左側がどうにも気になるご様子・・・。
こうして小粋に動きをつけてみると、
大きくドレープが出来るのも
ハリのある生地の特徴。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、
ソラーロ独特の表情もドレープが
あってこそだと思います。
※胸に挿しているのはフライドポテトではありません。
こうして寄ってみると、
ソラーロの玉虫加減がよくわかります。
ベージュとブルーっていいよねっ!ねっ!
流行りのワンプリーツも
インタック仕様で、より誂え臭の強いものに。
サスペンダーで吊るのが
やはり一番きれいに見えるかと。
ちなみに選んだ生地がこちら。
Fabric:御幸毛織~M’sARC~
Price:¥44,000(+tax)
ご存知御幸毛織の生地です。
クラシカルをベースに
若々しい新しさを上質なクオリティで
展開している、御幸毛織の
M’sARC(エムズアーク)コレクション。
さすがの御幸毛織、
シルク混紡素材の扱い時の注意点が、
丁寧に記されております。
斉藤も気をつけてまいりたいと思います。
現在、銀座店に現物一点が置かれております。
他の店舗にもあるかもしれませんが、
そう多くはないでしょう。
お気になられた変わり者は、お早めに・・・。
お・ま・け
肩パットを極力に省いたせいもありますが、
ハリのあるスーツのときは、サスペンダーにご注意を。
次からは地のうすいものを着用することとします・・・。
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