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ブログ2022.12.08
私が待ちに待ったスーツ。
【Tailor Fukuoka Ginza Blog】
皆様こんにちは。
テーラーフクオカ銀座店の木村です。
先日、グローブを探していました。
アンライニングのものが
欲しいのですが
私の場合、手が小さいので
中々、サイズが見つかりません。
どなたか、おすすめのブランドは
ないでしょうか。
さて、本日はこちらのご紹介。
【Fabric】:94-715
【Order Suit】
Standard line ¥42,000+tax(¥46,200)
Prestige line ¥64,000+tax(¥70,400)
※Option料金は別。
12月からリリースした
新チャールズモデルで私物を作成しました。
私が待ちに待ったモデルです。
チャールズモデルについての
詳細については、おそらく豊島が
後日、ブロブを投稿すると思いますので
今回は詳細な仕様などは割愛させていただきます。
クラシカルで本格的な英国を彷彿とさせる
肩のビルドアップとカッティングが
とても美しく
ただ、Xの形に裾が開いていくのではなく
裾の終わりの方で少し、内側に入ってくる
シルエットがとても良い。
生地の中に入っている芯も
4重の重い芯を使っている為
最初は硬さを感じますが
着ていくと、段々と身体に馴染んでくる。
そんなスーツになっています。
腰ポケットは斜めにして
チェンジポケットも付けました。
ここは、まあお約束ですかね。
Albert Thurston braces
-アルバートサーストン-
¥12,000+tax( ¥13,200)
ブレイシーズは新入荷の
アルバートサーストン。
クラシカルな配色とシンプルな
見た目が良い感じです。
付け心地も、やはり他の
ブレイシーズとは違います。
スラックスの詳細も豊島に任せるとしても
今回のチャールズモデルの
意匠の中でもかなり
気に入っている所をお伝えをします。
ハイバックトラウザーズ。
あるいは、その見た目から
フィッシュテイルトラウザーズとも。
スラックスの後ろが
大きくせり上がる仕様
ヴィクトリア朝からエドワード朝に
かけては、まあまあ見かけた
クラシックなデザインで
腰回りをホールドしてくれるので
自然と姿勢が良くなり
スーツをより綺麗に着こなせます。
元は、前傾姿勢を取る騎兵由来の
デザインだと言われています。
ヴィンテージのスラックスを探すと
結構こうなっているものも多く
この仕立てのレベルとこの価格で
この仕様が出来るのは俯瞰的気に
見てもまず、ないです。
また、このハイバックと同時に
ヒップから腰にかけて身体に
沿うように立体プレスがされており
ヒップの下に生地が余る事なく
足回りも相当のプレスがされており
履き心地が最高に良い仕上がりです。
他にもまだまだ、お伝えしたい事は
ございますが今回は、この辺りで。
個人的に英国のスタイルは
とても好きなので
何かお気になる方は
ぜひ店頭でご相談下さい。
気が乗ったので撮った、オフショット。
銀座店 木村